# はじめに
LINEミニアプリは、LINE上で動作するウェブアプリです。
開発者がこのプラットフォームを活用すれば、ネイティブアプリを開発することなく、自社のサービスをユーザーに提供できます。
ユーザーは、新たにアプリをダウンロードすることなく、LINEアカウントを使って、LINE上で多種多様なサービスを楽しめます。
# 作業の流れ
LINEミニアプリの開発および公開に関して、全体的な流れは次のとおりです。
- LINEミニアプリチャネルを作成し、LINEミニアプリを開発します。この段階で、未認証ミニアプリとして公開されます。
- LINEミニアプリの審査を依頼します。
- 審査に通過したら、認証済ミニアプリとしてサービスを提供できます。
LINEミニアプリチャネルを作成する際は、サービスを提供する地域などの条件によって制限がある場合があります。詳しくは、「LINEミニアプリチャネルを作成する際の注意点」を参照してください。
# 共通ガイド
以下の内容については、役割にかかわらず読んでください。
- LINEミニアプリの基本を学ぶ:LINEミニアプリに標準で搭載されているビルトイン機能や、自分で実装できるカスタム機能を理解します。
# 役割別ガイド
役割に応じて提供されるガイドに従って、LINEミニアプリの開発の作業の流れを確認してください。
# サービス企画者向けガイド
LINEミニアプリを使って提供するサービスを企画する場合は、以下の内容を確認してください。
- LINEミニアプリポリシーを確認する (opens new window):企画段階では、LINEミニアプリポリシーについて検討してください。また、LINEミニアプリを審査に提出する際は、LINEミニアプリがLINEミニアプリポリシーを遵守していることを確認してください。
# 開発者向けガイド
LINEミニアプリの実装および開発を行う場合は、次のガイドが役に立ちます。
- LINEミニアプリの仕様を確認する:どのプラットフォームのどのバージョンでどの機能がサポートされているかといった情報や、LIFFの対応バージョンについて確認してください。
- 開発者ガイド
- 開発を始めよう:LINEミニアプリを開発するときに読みましょう。
- カスタムアクションボタンを実装する:LINEミニアプリを友だちと共有するときに送信するシェアメッセージをカスタマイズできます。
- サービスメッセージを送信する:ユーザーのアクションに対する確認や応答として、サービスメッセージを送信できます。
- 決済システムを利用する:ユーザーに決済システムを提供するために、LINEミニアプリにLINE Payや他の決済システムを連動することができます。
- パーマネントリンクを作成する:ユーザーがLINEミニアプリにすぐにアクセスできるように、LINEミニアプリのパーマネントリンクを使用できます。
- LINE DevelopersコンソールでLINEミニアプリの設定を管理する:LINEミニアプリでは、LINE Developersコンソールで設定したデータを使用します。LINE Developersコンソールに正しいデータを設定してください。
- パフォーマンスガイドを確認する:LINEミニアプリのパフォーマンスを考慮することをお勧めします。
- APIリファレンス
- 審査を依頼する:ガイドラインに基づいて認定されたLINEミニアプリだけが、認証済ミニアプリになります。LINEミニアプリを認証済ミニアプリにするために、審査を依頼します。
# デザイナー向けガイド
LINEミニアプリのページをデザインする場合は、次を参照してください。
- LINEミニアプリのアイコンを制作する:ガイドラインに従ってアイコンを作成し、LINE Developersコンソールでチャネルアイコンに設定してください。詳しくは、「LINE DevelopersコンソールでLINEミニアプリの設定を管理する」を参照してください。
- ランドスケープモードのセーフエリアを確認する:ノッチがある端末でもLINEミニアプリのすべてを表示するために、LINEミニアプリがセーフエリアに収まるようにしてください。
- 読み込み中アイコンを確認する:読み込み中アイコンは、LINEミニアプリで推奨されているUI要素です。指定されたファイルを使用してください。
# サービス運営者およびマーケティング担当者向けガイド
LINEミニアプリで提供サービスを運営する際の注意点を覚えましょう。
- 運営ガイドを確認する:実際にサービスを運営、運用する際は、パーマネントリンクによるLINEミニアプリのシェアや、サービス通知メッセージの送信などについて、注意すべき点を確認しておきましょう。