AWS CLI の短期認証情報を使用した認証 - AWS Command Line Interface

AWS CLI の短期認証情報を使用した認証

セッション期間の長いオプションで IAM Identity Center 認証を使用するように SDK またはツールを設定することをお勧めします。ただし、AWS アクセスポータルにある一時的な認証情報をコピーして使用することもできます。有効期限が切れたら、新しい認証情報をコピーする必要があります。一時的な認証情報は、プロファイルで使用することも、システムプロパティや環境変数の値として使用することもできます。

  1. AWS アクセスポータルにサインインします

  2. 次の手順に従って、AWS アクセスポータルから IAM ロール認証情報をコピーします。

    1. リンク先の手順のステップ 2 で、AWS アカウントと、開発ニーズに合ったアクセスを許可する IAM ロールの名前を選択します。通常、このロールには PowerUserAccessDeveloper などの名前が付いています。

    2. ステップ 4 で、[AWS 認証情報ファイルにプロファイルを追加] オプションを選択し、内容をコピーします。

  3. 共有 credentials ファイルを作成するか、開きます。このファイルは、~/.aws/credentials LinuxおよびmacOSシステム、および %USERPROFILE%\.aws\credentials Windows上にあります。詳細については、「AWS CLI での設定と認証情報ファイル設定」を参照してください。

  4. 共有 credentials ファイルに次のテキストを追加します。サンプル値を、コピーした認証情報に置き換えます。

    [default] aws_access_key_id = AKIAIOSFODNN7EXAMPLE aws_secret_access_key = wJalrXUtnFEMI/K7MDENG/bPxRfiCYEXAMPLEKEY aws_session_token = IQoJb3JpZ2luX2IQoJb3JpZ2luX2IQoJb3JpZ2luX2IQoJb3JpZ2luX2IQoJb3JpZVERYLONGSTRINGEXAMPLE
  5. 共有 config ファイルに、希望するデフォルトのリージョンと形式を追加します。

    [default] region=us-west-2 output=json [profile user1] region=us-east-1 output=text

SDK は、サービスクライアントを作成するときに、これらの一時的な認証情報にアクセスしてリクエストごとに使用します。ステップ 2a で選択した IAM ロールの設定により、一時的な認証情報の有効期間が決まります。最大期間は 12 時間です。

認証情報が期限切れになるたびに、これらのステップを繰り返します。