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今からはるか遠い昔、ねこねこ日本は雪と氷におおわれた氷河時代だった。寒さに弱い猫たちはマンモスなどの毛皮をかぶって、食料となる獲物を捕まえる生活をしていた。しかし、小さな猫たちにとって大きな獲物を捕まえるのは苦労の連続!今日のご飯はどうなる!?
戦国一の戦上手といわれた真田昌幸(さなだまさゆき)は、武田信玄からとても信頼され、「自分の目となって導いてくれ!」と頼まれる。引き受けた昌幸だったが、とつぜん信玄は目を閉じてしまう。果たしてどうやって信玄を導くのだ昌幸!?
飛鳥時代、猫たちが住む都はあふれる猫砂の問題に頭をかかえていた。キレイ好きな猫たちは、都を引っ越す遷都(せんと)の一大決心をする。だが、知らない土地が苦手な猫たちにとって遷都はとても大変!困難を乗りこえ無事に遷都ができるのか!?
加藤清正(かとうきよまさ)は天下人である豊臣秀吉のもと、一生懸命に戦っていた。しかし、同じく秀吉の家臣である石田三成とどうも気が合わず、いつもケンカになってしまう。そんな中、主君である秀吉が亡くなってしまう。どうする清正!?
江戸時代、人形を使ったお芝居の人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)が猫たちに流行していた。近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)は、浄瑠璃の脚本家としてみんなの心にうったえかけるストーリーを書き上げるのだが、果たして人気は出るのだろうか!?
水戸黄門として有名な徳川光圀(とくがわみつくに)だが、その本当の姿は別ものだった!?好奇心旺盛な光圀だが、好奇心がすごすぎて周りの家臣たちは大変な思いをする。果たして光圀はやりたいことを全部できるのだろうか!?
平安時代末期、平氏猫一族に負けてしまった源頼朝(みなもとのよりとも)のところへやってきた、監視役の娘である北条政子(ほうじょうまさこ)。恋に落ちた2匹は結婚して、鎌倉幕府を開くことになった。恋に戦に大いそがし、どうなる政子!?
天下人の豊臣秀吉(とよとみひでよし)の死後、新たな天下人の座をめぐって、徳川家康(とくがわいえやす)率いる東軍、石田三成(いしだみつなり)率いる西軍に分かれ、ねこねこ日本は大混乱!各国の大名を巻き込んだ猫たちの大勝負、一体勝つのは誰だ!?
天下をかけた関ヶ原の戦いは、西軍の石田三成(いしだみつなり)が捕まってしまい、徳川家康(とくがわいえやす)率いる東軍の勝利となった。一件落着かと思いきや、ごほうびをもらいたい東軍の猫たちと、負けた西軍の猫たちが、次々に家康の元にやってくる。みんなが納得するアフターケアができるのか、家康!?
幕末、多くの猫たちを教え子に持つ佐久間象山(さくましょうざん)は、とても厳しい先生だった。しかし教え子たちは先生の長いヒゲに夢中でまるで勉強してくれない。異国から外国猫たちが来る混乱の中、ヒゲで遊んでいる場合なのか!?どうする象山!?
飛鳥時代、万葉集にいくつもの歌が取り上げられている額田王(ぬかたのおおきみ)は、猫たちに大人気の歌人だった。額田王を気に入った天皇は、2匹の息子どちらかと結婚させたいと考える。モテモテとなった額田王だったが、果たしてどちらを選ぶ!?
徳川家康を追い詰めた真田幸村(さなだゆきむら)は、江戸時代に出版されたベストセラーによって有名となった。空前の人気となった幸村を中心に物語がたくさん描かれ、頼れる仲間、真田十勇士(さなだじゅうゆうし)が生み出される。彼らの活躍とはいったいどんなものなのか!?
江戸時代、俳句をつくる俳諧師(はいかいし)たちにはお金持ちが多かった。貧しい暮らしをしていた小林一茶(こばやしいっさ)は、俳諧師を夢見て師匠の元に弟子入りする。個性的な句をたくさん詠む一茶だが、果たしてお金持ちになれるのか!?
幕末に活躍した新選組のメンバーであった永倉新八(ながくらしんぱち)のもとに、新選組の真実を聞きに新聞記者がやってくる。一番モテモテだったのは?一番強かったのは?永倉が語るさまざまなエピソードから見えてくる新選組の真実とは!?
江戸時代、お金に困っていた幕府を救うため、徳川吉宗(とくがわよしむね)をはじめとした三人の改革野郎たちが立ち上がった。「質素、倹約!」を合言葉に猫たちを裸にしていく厳しい改革は果たしてうまくいくのか!?
幕末の会津藩で砲術を教える一家に生まれた山本八重(やまもとやえ)は、力持ちのうえ猫なのに大きな音がする鉄砲が大好きだった。そんな中、幕府軍と新政府軍の衝突が起きてしまう。大パニックにおちいる会津の猫たちの中、一体どうする、八重!?
平安時代、武家の娘であった巴御前(ともえごぜん)は、源氏の木曽義仲(きそよしなか)を好きになり、平氏を倒す戦のお供をすることになった。しかし義仲はちょっと頼りない上にすぐ弱音をはく。果たして巴御前は、義仲を無事勝利させることはできるのか!?
大混乱だった幕末。最後の将軍となった徳川慶喜(とくがわよしのぶ)は、人一倍頭が良かった。あらゆる計算をした上で答えを出す慶喜に、周りの猫たちはついていけずにさらに大混乱!だが、次々に起こる問題に慶喜のスーパー頭脳にもついに限界が!?
ねこねこ日本のさまざまな和歌のまとめ役となった大伴家持(おおとものやかもち)は、お手伝い猫たちとともに万葉集(まんようしゅう)を作ることになった。しかし、飽きっぽい猫たちは遊んでばかりで作業がまったく進まない。果たして万葉集は完成するのか!?
戦国大名たちに恐れられていたキバ軍団率いる武田信玄を、山本勘助(やまもとかんすけ)は天才軍師として支えていた。勘助のアイデアで勝ち進んでいく信玄は、最大のライバルである上杉謙信との戦いを迎える。果たして、勘助は勝利へと導けるのか!?
江戸時代、長屋に住んでいた猫吉(にゃんきち)は仕事先でケンカをして無職になってしまった。新しい仕事を探す猫吉だったが、江戸には多種多様の仕事がありなかなか決められない。奥さんからの強いプレッシャーを受ける猫吉は、無事仕事を決められるのか!?
戦国時代、豊臣秀長(とよとみひでなが)は兄の秀吉(ひでよし)とともに立派な侍を目指していた。サルである秀吉はどんどん出世していくが、周りの猫たちと言葉が通じずケンカばかりだった。はたして秀長はそんな兄と猫たちとの間でうまく立ち回れるのか!?
海外からキリスト教が伝わってきた戦国時代、大友宗麟(おおともそうりん)は楽しく歌ってキリスト教の良さを伝えようとした。しかし争いが絶えず、歌えない日々が続くことに。果たして、宗麟が気持ち良く歌える日は来るのか!?
大名たちがしのぎを削った戦国時代。アイデアマンだった軍師の黒田官兵衛(くろだかんべえ)は、その優れた策略で次々と主君を勝利へと導いた。しかし、優秀すぎるため天下を狙っているのではないかと疑われてしまう。果たして本心はどうなんだ官兵衛!?
室町時代、将軍になりたい足利義昭(あしかがよしあき)は、周りの猫たちの力を借りようと手当り次第に声をかけた。しかし、気まぐれな猫たちの反応は今ひとつはっきりしないものばかり。そんなとき、信長が力を貸してくれると言うのだが、果たしてうまくいくのか!?
兼好法師(けんこうほうし)によって書かれたねこねこ日本三大随筆と言われる徒然猫草(つれづれねこぐさ)。のんびり気ままに暮らしていた兼好は、日常の些細なことや面白い話などを思いつくままに書いていく。果たしてうまくまとめあげることができるのか!?
平安時代、菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)は、猫氏物語に登場する光猫氏に恋するスーパー文学少女!物語を読むだけでなく書くこともできる孝標女は、憧れだった宮中で作家デビューを目指すが、現実世界は物語のようにうまくいくのか!?
室町時代、絵を描くのが好きだった雪舟(せっしゅう)は、山水画の本場である明(みん)へ絵を学ぶために渡った。大嫌いな海を苦労して渡ったにも関わらず、明ではすでに山水画は流行っていなかった。果たして絵の修行はうまくいくのか!?
南北朝時代、足利尊氏(あしかがたかうじ)と弟の直義(ただよし)は室町幕府を開き、猫たちをまとめようとする。これまで一途に尊氏を支えてきた直義だったが、あまりに自由気ままな尊氏とついにけんかになってしまう。果たして、兄弟仲良くできるのか!?
鎖国が行われていた江戸時代、外国との玄関口として長崎に出島(でじま)が作られた。年に1度だけ外国からやってくる船にはあま〜い砂糖から大きなゾウまで、ねこねこ日本の猫たちが見たことが無い文化がいっぱい。おかげで狭い出島の中は大騒ぎ!
戦国一の破天荒、織田信長に仕えていた明智光秀(あけちみつひで)は、夫婦で支え合いながら一生懸命働いていた。しかし、度重なる信長からの無茶ぶりに光秀も我慢の限界を迎える。戦国最大のミステリー本能寺の変はいかにして起こってしまうのか!?
戦国時代、苦労の末に信長を本能寺の変で倒した明智光秀(あけちみつひで)は、そのことを周りの武将たちに伝えた。しかし、本能寺の変がもたらした衝撃は光秀の予想以上に大きく、周りは思うように味方してくれない。どうする光秀!?