三話までの展開が非常につまらなかった。
多くのキャラクターが出てくるから全員の顔見せをして、今後のストーリーに絡ませたい。
その意図は理解できるが、手法はもっと脚本の腕を見せて欲しかったねえ。
ストーリーはキャラの性格をなぞって創り上げたように薄く、これまでに何度もみたことがあるのを思い出して退屈。
全員のストーリーを描いた訳ではないが、それでも１クールにしてはキャラクターのエピソードが多すぎた。こんなに薄っぺらいキャラストーリーになるなら、チームを中心にした物語展開を見たかった。
かと言ってレースシーンは終盤になって、マシンの軋みやエフェクトが描かれて限界に挑んでいる様子が伝わり「おお」と思うようなカットもあったが全体的に見れば退屈。
ストーリーで終盤になってMT操作を主人公に修行させて覚醒を期待する展開があったが、結局MT操作がレースで活かされていなかったのはズッコケた。
AIがサポートするドライブと、それを超えるためにMTでギアを操作する「人」のドライブの対決もあったレース。
終盤になってキングとクイーンと戦いたいのか、AIと戦いたいのか、物語として何を目指してきたのか急に曖昧になっていて残念。
レーシングマシンに現実企業のスポンサーがついているから色々な制約があったとは思うけど、制約があった上で面白くないのは良くないのではないかなぁ。
水樹奈々さんのOPを久しぶりに見れたのが個人的に良かった。
水樹奈々さんの歌聞くと「アニメ見てる」って感じになるんですよね(平成レトロオタク)
