フィギュアスケートに挫折し、アイスショーのオーディションにもなかなか受からず、バイトで食いつなぐ青年、司。
そしてフィギュアに強烈な憧れをいだく少女、結束いのり。彼女は類まれなるスケートの才能をもった天才少女であった。
二人はコーチと生徒として「メダリスト」になるべく、成長していく物語ーーー。
フィギュアアニメといえば「ユーリ!!! on ICE」が思い浮かび、つい比べてしまいがち。
スケーティングの動きがどこまで滑らかに描かれるかも、視聴者の気になるところ。
それらをまったく心配することなく観ることができました。
個人的には、ブレードの使いかたの説明があったことが嬉しい。
競技会をみていて、ジャンプの踏み切りのときに、エッジがインかアウトかなかなか見分けられず、そういった技術の説明があると、よりリアルさも増すし、ファンの勉強にもなるのではと感じたからです。
原作は、月刊アフタヌーンで2020年から現在も連載中とのこと。
どこまで描くのか、今後がとても楽しみです。
ここまでは作品の感想。
以降はさらに個人的な独白です…。
いのりと司が初めて話すシーンを観ていて、
「うしろの紅い…ん？フィギュアでこの景色は…ひょっとして大須観音？！てことは東海クラブじゃんっ！！」
「この大きな階段も、やっぱり名古屋スポーツセンターだーーー！！」
名古屋スポーツセンターといえば、伊藤みどりさん、浅田真央ちゃん、宇野昌磨くんらそうそうたるフィギュアスケート選手が練習していたスケートリンク。
一気に物語が身近に感じられてしまいます。
今後は邦和スポーツセンターやモリコロパークとか、名古屋フィギュアの聖地も出てくるのかなぁ、とワクワクしております。
