良かった……！一次産業に直結する専門学校のような高校という舞台設定でまず大成功している。
個人的に一次産業を見ているのが好きなので、大方期待通りの楽しい展開でした。
青春しつつ将来がほぼ決まった高校生は一般的に描かれるそれよりは特殊で、そのカタルシスを上手に描いているのが流石。
なによりキャラクターがいいよね。タマコと校長先生、馬術部の先生。あれだけ特徴的なキャラクターを描けるのは原作者の力だ。だからこそハガレンを観たくなってくる。
シーズン2観るのが楽しみ。
脚本 3.9
美術 3.5
演技 3.5
演出 3.8
チープ感のなさ 3.5
満足度 4.3
その他(音楽、カメラワーク)
2024/11/1
1話
面白過ぎる。あっという間すぎる。今まで観たアニメの中で一番位あっという間だった。
専門学校のような高校、家業の子供が多くて雰囲気がなんとなくわかる。おそらく荒川弘先生も通ってたのかな？解像度高いし、もうとにかく新鮮で楽しい。
2話
タマコのキャラめっちゃ良いな。
八軒が馬に乗った時の感情素敵だった。自分も園芸が好きで花と人間が根っこから違うけど繋がってると感じた時を思い出した。
3話
たくさん学びのある回だった。それでもこの自分の感想は、畜産動物にしたら人間の学びのために自分たちの死があるわけではない、ってことだよな。
人間の勝手で増やされ、減らされる動物たち。この現状を慮ることとベジタリアンになることって地続きだなと思うし、私はそれでも肉食をやめられないから製品化されたことで透明にされがちな製品になる前の個体を思って命を頂いていることの感謝の念を深く深くするしかないのだと。
ばんえい競馬って名前は聞いたことがあるような気がしたけど、あんな風に荷を引く競技なのは初めて知った。見てみたい。
11/2
4,5話
1-3話の勢いはなくなったと感じる。
ピザを学校内にあるもの全てで作ったり、巨大自走式ハーベスター(6,000万円)を見るために学校抜け出したり青春って感じで素敵。
私も大きいモノ好きだから見てみたい。
6話
「八軒くんよ、君は人生全部学校で習うんかい？」
「逃げた場所でまた逃げるのか」
子供を労働力として当てにしていたり、子供が家業をパートナーができて継ぐことが当たり前のようにかたられていたり、そこへの問題の投げかけはあるが、現実解決されていることではないので、問題は投げかけられたまま。
7話
この回も良い回だった。
農家、酪農家の未来を感じさせてくれるタマコの家の働き方。金儲けのために酪農家になる、という希望。
ミカゲが、食肉一直線の子牛と自分の未来を重ねるシーンはしんどかったなあ。ミカゲなりの解決策が見つかりますように。
11/4
8話
9話
「価値観が凝り固まっている群れに八軒のような異物が混ざることによって普段やらないようなディスカッションが起こっている。価値観が違うものが混ざれば群れは進化する」
10話
豚丼と別れる回
良くも悪くも肉食に慣れ過ぎていて、ペットのような豚も豚肉になって仕舞えばそれまでのことと切り離せてしまう残酷さがある。
八軒がこれで大きく成長できたと感じる。すごい。良い。
11話
頑張ってる人の姿を見て触発されるのが素敵
