寺田邪心

映像研には手を出すな!の寺田邪心のレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作のアニメ)
3.8
JKが映像研を立ち上げアニメ作りを頑張る部活動アニメ。
ではここで私の最推し、金森氏の名言を一部見てみましょう。

「仕事に責任を持つために金を受け取るんだ! 金を貰う以上我々には仕事の出来を保証する義務が生じます」
「映像研を存続させるためには金がいるんです! 新作を作りますよ。DVDを売りまくりましょう貴様ら!」
「だが!出来上がったモノがクソ面白くなかったら責任は全部お前にあるからな! なぜならアンタは監督なんだ!」

……仕事アニメの間違いでは?
納得がいかないと作り直し、学校で徹夜もする。魂をすり減らしながら創作活動に励むJK達。まるで“好き”を仕事にして、自分に納得のいく仕上がりになるまで追い込むワーカーホリックみたい。

そんな彼女達が創り上げたアニメーションと、有能プロデューサー金森氏の名言を浴びる作品。

舞台となる芝浜高校やその周辺がもうアニメみたいな街のデザイン。主人公の思いつくメカニックの設定や動きもそうだけど、アニメーション好きなんだなぁって作者のコダワリをしっかり感じる。
魅力的だけどすんごいクセ強いので人を選ぶアニメ。



ちなみに私が一番好きな金森氏の名言
「開かねぇ扉があってたまるか!扉は開くのが仕事だろーが!仕事しろオラァ!」
寺田邪心

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