記録
『地面師たち』からの、最近不足気味な綾野剛成分補給ということで。
いやネトフリパワー凄まじいな！
地上波じゃ無理、映画でも相当な予算、製作陣でできないようなことをやってくれる。
漫画原作の映像化のためのエピソードの取捨選択は配信ドラマだからこそ映画よりも選びやすいだろうけど、5話という短さながら原作の序盤から中盤までを上手く凝縮していた。
必須なCGの豪華さは下手な邦画よりよっぽど出来がよくて、予算と納期ってやっぱり大事なんだということを実感させられる。
4人組のうちの、飛影役本郷奏多と蔵馬役志尊淳はこれまでもアクションものには出てたけど、幽助役北村匠海はアクションもののイメージがなく、『東京リベンジャーズ』でも武道だったしなぁと思っていたらグリングリンに動く動く。
また良いバトル漫画原作の映像化に呼ばれて欲しいものだ
見る前はネタ枠なのかな？と思っていた戸愚呂兄弟役の滝藤賢一と綾野剛。
滝藤演じる兄のゲスっぷりは原作より拍車がかかっていたし、続編がないっぽい分散り様も原作と違うベクトルで良かった。
そして今作視聴のきっかけ、綾野剛。
30％はちょっと笑っちゃったし、100％もギリギリだったけど、表情だけで悪のカリスマ感を出してくるのは、これまでのドラマもそうだし、スター街道を走る前の『仮面ライダー555』や『GANTZ』での好演を思い出す
しかし戸愚呂弟としては原作が強すぎて賛否ありそうなのもまた、ね……
でも綾野剛ファンなら綾野剛のために5話まで見進められるはずの作品。
