虎に翼の110の情報・感想・評価

エピソード110
第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第110話)
拍手:58回
あらすじ
寅子(伊藤沙莉)たちとの同居がつらいと、のどか(尾碕真花)が本心を語る。出て行こうとするのどかに優未(毎田暖乃)が勝負を持ちかける。
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タキ

タキ

●第22週「女房に惚れてお家繁盛?」 〈星家で同居をし始めた寅子と優未。朝ごはん時に百合さんに朋一とのどかが和食と洋食をそれぞれに注文しているのを見て驚く。物申したい寅子を何か言いたいならもっと仲良くなってからとなんとかなだめる優未。東京地裁では原爆裁判の準備期日が延期となり遅々として進まない。寅子は後輩の判事補秋山真理子に懐かれお姑さんとの暮らしの大変さを聞く。朋一が帰宅し、連絡もなく食事をして来て、弁当の味付けについて文句を言い、風呂の用意を当然のように百合さんに頼むのを見て我慢しきれなくなった寅子は朋一に食事をしてくるなら事前に言うことや、作ってもらった弁当の味付けに文句をいうことはどうかとか、風呂の用意ぐらい自分でしたらどうかと物申してしまう。しかし朋一からは母親ヅラはやめてほしいと反発される。立ち去ろうとする朋一にのどかはお父さんが私たちにお願いをするなんて初めてだから家族のようなものを受け入れようと約束したじゃない、私はどちらでもいいけどお父さんたちに出ていってもらいたいのかと詰め寄る。朋一はそんなつもりではなかったと謝る。〉いきなり麻雀卓を囲むビックリ星家だが、寅子の「ハテ?」はそこではなかった。早速、寅子に朋一は反発し、そんな兄を見て微妙な味付けの正論をブチかますのどか。自分たちが見たことのない父親や百合さんの様子が彼らにひっかかっているのは明白で、今のところ感情を押さえ込む形でバランスを保っている。ホントに「小躍り」を実演する人初めて見たwカワイイwww寅子も連絡もなく遅くなったり夕飯を食べてきたりしてたとブスッと痛いとこをつく優未にはるや花江のマインドが宿っている。ナイスツッコミ。 〈航一は寅子に、欲張りになっていた、寅子と夫婦になれたから、次は子どもたちともっと家族らしくなれるのではと、自分には寅子のように溝を埋める力なんてないのに気が大きくなっていて、魔法が解けた気分だと話す。寅子は力を合わせて溝を埋めていきましょうと返す。優未の入学式に航一、寅子、花江の3人が参加することになった。写真をとるときに手を繋ぐ航一と優未を見て複雑な顔をする朋一とのどか。花江は星家の様子をみて安心する。寅子が玲美との同居について花江に聞くと微妙な顔。料理の味つけについて聞いてこないのだと言う。寅子は直明から自分の生徒に裁判官の仕事についての勉強会を開いてほしいと頼まれる。秋山と稲垣と小橋に協力してもらって会を開くが、来たのはたった3人だった。一方、その頃優未は休日を航一や百合と過ごしていた。航一はのどかを散歩に誘うが友達の展覧会に行くからと断られてしまう。勉強会では民事部がどういう裁判をしているのかという話になる。女性が社会にでるとでてくる問題や男性との比較が多くなると寅子が話すと、男子学生から女は好きで働いてるんでしょう?男は必ず働いて家族を養わないといけないけど女は自分で働くことを選んだのになんで文句を言うの?と発言する。秋山は驚いて何を言ってるの?と返すが、直明はそれぞれ家庭によって働き手が違うと言い、稲垣は社会に出て働きたい女性はたくさんいると言う。男子学生はさらに、どうして働きたいの?自分から辛い思いをしに行ってるってこと?女は働かなくていいんだ、そっちの方が得だろうと言う。その発言に「そう。わかる。」と言ったのは小橋だった。〉ちちんぷいぷいで堪えきれず笑ってしまう航一がすごく岡田将生で笑ってしまう。あと、玲美の「最高傑作ができました!(満面の笑顔)」もパァッと明るいすごくいい笑顔でおもわず吹き出した。勉強会のこどもたちの「ハテ?」が素朴ながら男女問わずいまだに解消しきれていないハテ?で固唾を飲む。これをどう回答するのか小橋よ。その回答に子どもたちは、寅子はどう思うのか。 〈「わかる。別に勉強しなくていいなら、働かなくていいならそっちの方がいいよな?今日も来たくてきたんじゃないんだよな?親に行けって言われたか。先生や周りがかまったり優しくするのは優等生か、こいつみたいな不良で、中途半端な俺たちはいないも同然。できる男と比べられるのもいやなのに、さらにできる女とも比べられる。頑張らなくていいのに頑張る女に無性に腹が立つ。わかるよ〜。そしてお前が想像している通り、その苦しさはずっと続くし、お前はこの先の人生、ずっとできるやつらと比べられ続ける。平等ってのさはさ、俺たちみたいなヤツにとって、確かに、損なところもたくさんある。でもその苛立ちを向ける時、お前無意識に弱そうな相手を選んでないか?この先、どんな仕事をして、どんな人生を送ろうと、弱そうな相手に怒りを向けるのは何にも得がない。お前自身が、平等な社会を拒む邪魔者、になる。やだろ?ま、1番になれなくてもさ、お前のことをキチンと見てくれる人間は絶対いるからさ。」と、小橋の話を聞いて納得する男子学生。秋山は勉強会の帰り、寅子に「平等なわけないです。男と女な辛さをひとくくりにされたくない。」と話し始める。秋山は妊娠したのだった。自分で切り拓いたキャリアを自分の手で閉ざさないといけない、と泣いた。寅子はかつて自分の味わった地獄を思い出す。寅子は、私は秋山さんが心から望む選択ならどんな選択でも応援する、その上で判事を続けたいと思うなら、あなたの居場所は必ず残すから、と約束する。寅子は桂場に意見書を出すが自分の子供が大きくなったというのに何を考えているのかと撥ね付けられる。寅子は考えているのは後輩たちを守るべき道なのだと、桂場さんから最高裁に働きかけてもらえないかと話す。桂場は時期尚早だと言うが、寅子はだったらそれはいつなのか、この状況で女性法曹が増えると思っているのか、問題を先送りにするのはいやなのだと言う。別の道を探すと言って出ていく寅子。桂場はかつて寅子が妊娠した時に穂高と言い争っていた時のことを思い出す。穂高のいい様を非難し、中途半端になげだすぐらいなら手を出されない方がいい、と。先生だけは彼女を最後まで信じてあげてほしかったと言ったのだった。竹もとで寅子と秋山は轟と山田に会い協力を求める。女性法曹の要望を意見書にまとめ、最高裁事務総局に提出するつもりだ。そこにライアンと桂場が現れる。〉 小橋、裁判所とは関係ない話した、とは言ったが、男性客が車掌(女性)の言うことを聞かず怪我をしたことで裁判にもつれこんだ話とちゃんと連動している。女は働かなくていいのになぜ自ら辛い思いをしてまで働こうとするのかといつ男子生徒の疑問の中にかる彼自身の根本的な問題をうまくすくいあげている。桂場が穂高先生に寅子がかかえる問題の核心をつくようなことを言い、やはり穂高はなぜ寅子と桂場が怒っているのか分かっていなかったというシーンに、改めて寅子の苛立ちや哀しみの深さを知り、秋山のために奔走すると約束した寅子の固い決意のほどを理解する。よねと秋山が同期でバチバチだったというエピソードから協力にいたるのもあの頃を思い出す。同じ問題を抱えながらも、働きたい女性が進む道の舗装は一歩ずつでも進んでいる。 〈寅子が最高裁事務総局に相談に行くとすでに桂場から話を聞いていると言われたこと、この一歩を大切にして次に繋げると桂場にお礼を言う。寅子が星家に戻ると優未からの提案で番号を振った棚を作ろうと言う話になっていた。優未は亡き祖母、はるのうちがそうだったと話す。一緒に棚を作ろうという航一に朋一は賛成する。百合が朋一さんは器用なのよと言い、それを聞いた寅子は格好いいわ、と褒める。そんな寅子を見て朋一は母のことを思い出すようになったと話しはじめる。のどかはひとり疎外感を覚えていた。深夜、のどかは芸術家たちの集会に参加して補導された次の日の朝、気持ちが爆発する。寅子たちのことが好きになれない、ひとりでうちを出る、と言い出す。航一は負担をかけてごめんなさいと謝る。寅子は外の空気を吸ってくると言って出ていったが、優未は麻雀卓を持ち出しのどかに勝負しようと言う。優未が勝てばどうして好きになれないのか訳を聞かせて欲しい、解決策を一緒に探ってほしいと言うのだ。優未の独走かと思われたが、優未はお腹を押さえ脂汗をかいている。〉 とうとうのどかが爆発する。しかし寅子たちを追い出すという方向ではなく、優未の体調の変化を見逃さない優しさがあるので、安心して見られる。航一、昭和のお父さんとはとても思えないジェントルぶりで面食らう。のどかのやるせない気持ち、わかるような気がする。 〈寅子にいいところをみせようとすると優未は緊張性の腹痛が発生するのだった。優未をかこむ父や兄、百合さんを見てのどかは、いつもふたりが真ん中にいる、みんなふたりを見ている、私の家はにぎやかで明るい家じゃない、お父さんも家族との付き合いが下手な人だと言い、朋一もそんな父を見て、正直嫉妬した、でも寅子さんたちがお母さんの願いを叶えてくれてよかったって言ってたじゃないかとのどかに話す。お母さんの願いは、お父さんを甘えさせてあげてということだったのだ。航一は自分が壊れてしまいそうで甘えることなど出来なかったと言う。戦争にまつわるある出来事で傷つき、子どもたちと距離をとってゆりさんに世話を押し付けたのだと。百合は最初の結婚で子供ができず役立たずだと言われ離婚されたのだった。ふたりの養育はやりたくてやってきたのだと、2人を育てたのは誇りだと話す。寅子は家族のようなものを一旦お休みし、星家の問題を解決してください、と前向きな解散を申し出る。秋山が産休に入る。秋山は不安から退職した方がいいのではと寅子に話す。寅子は秋山さんの何に期待しているかわかる?と話しはじめる。秋山さんがやりたいことを選択して進んでいくこと、赤ちゃんを産んだ後、裁判官の仕事に魅力を感じなくなったり、お母さんに専念したくなったりするならばそれはそれでいい、ただあなたの居場所はここにちゃんとある、その選択肢があることを覚えておいて欲しいと話す。そして、あの時自分がして欲しかったことをしているだけ、自分のためにしているのだと微笑む。秋山は子供を産み、保育所を探しているがなかなかみつからない。百合はベビーシッターを申し出る。星家はまた集まり、家族のようなものになった。〉航一とこどもたちとの家族のやり直しに寅子が入らないのは正解だなと思った。直治じゃないけど寅子が入ると話がさらにややこしくなる(笑)出征前に優三が寅子に言った言葉が再び寅子の口から語られた。かつては幻のように見えていたが寅子の中には確かに優三が息づいている。頑張ることで道を切り開いて来たが、自分で自分の選択肢を狭めてしまっている女性たちの気持ちがフッと軽くなる。それでも突き進むのが秋山なんだろうとは思うが、選択肢があるのとないのとでは大違いだ。来週、とうとう原爆裁判の公判が始まる。
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K

K

寅子はいつも前向きで明るくて見習いたいなぁ。 褒め合うって大事。それだけで前を向いていける。
bon

bon

決して子煩悩な父親ではなかった航一さんをお父さんと、決して明るくはない家族を“私の家族”と信じて、大切にしてきたのどかさんには辛い場だったんだな。 居場所があることが支えであり、幸せ。 自分がやってほしかったことを下の世代にやってあげたいと思えるの素敵。
R

R

2024/9/15 テレビにて鑑賞
しゅん

しゅん

95カット。 のどかの言うことは108話冒頭で小橋が言うことと呼応している。中心化への批判。それは、アップによって伊藤沙莉への中心化をもたらす本作の編集への自己言及にも思える。
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つむ

つむ

のどかは小さな頃にお母さんを亡くして、子供でいられる時間が少なくて寂しかったんだよね。 みんなで食事を準備してる姿にうるっとした。
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はな

はな

のどかちゃん気持ちは分かるけど逆恨みすぎるだろ。 まあでもこれだけ言ってくれるようになっただけよかったよね。怒るって相手に向き合ってないと出来ない事だから。
あらなみ

あらなみ

このコメントはネタバレを含みます

みんなが優未の心配をする中で輪に入れないでいるのどか辛い😭😭😭😭😭😭😭😭 本当だったら、その、輪の中心はのどかだったのかも知れないもんね😭😭😭😭😭😭😭😭 それをポッと出の寅ちゃんと優未に取られたら、どこにも行き場のない気持ちを夜遊びで埋めるしかなくなるのよ😭😭😭😭😭😭😭😭 自分がしてもらえなかったことを全部、優未ちゃんはして貰えるのしんどいよね😭 最愛の妻の死と戦争中の出来事で航一さんが逃げと、百合さんの生き直し😭😭😭😭😭😭 朋一ものどかも優未も、思う存分、子供でいられなかったの、辛いね😭 それをちゃんとフォローしようとする航一も良き😭 何週にも渡った星家問題、寅ちゃんと優未が出ていくことで解決なの、なんかもうわかり切ってて、あーやっとーって思ってしまった。 この分、他の裁判の話みたかったー。 なんかどっかで、日本語の「これ食べなさい」は「I love you」だって見かけて、航一ののどかへの「何が食べたい」は「愛してるよ」なんだなってちょっと泣きそうになった。 産休に入る秋山に、母になることだけが選択肢じゃないって道を照らす寅ちゃんも、あの時の寅ちゃんを救うことになるんだよね。 解散したはずの家族のようなものらが再結集してるーーーーー!!!!!!!!!!! 朋一とのどかが手伝ってるーーーーー!!!!!!!! ちゃんと星家の問題解決したんだ!!!! はっや!!!!!!!!!!!!!!!!! なんか、空気も良くなったし、家族写真で航一は優未の手を握ってなくて、寅ちゃんががっしり握ってるのもいいなって思った。
sinimary

sinimary

2024/8/30録画
ポーチドエッグ

ポーチドエッグ

素敵な回。 余貴美子さんの演技がまた素晴らしい。誰だっていくつになっても褒められたい。子供が子供でいられる時間。 「あの時自分がして欲しかったことをしてるだけ」
おちゃ

おちゃ

優未ちゃん しっかり者のはるサンの面影〜✨ …って思ってたけど お腹ギュルギュル やっぱり優三さんの面影が イチバン濃いや☺️ ひとつひとつ女性の社会進出への 問題をクリアしていく🔥 (現在クリアしたと言えるかな?) この時代に 先駆者がいてくれたコトに感謝✨
ソリ

ソリ

余貴美子さんの演技、極上 秋山さん「どうしてここまで私のために?」 🐯「あのとき自分がして欲しかったことをしているだけ。 つまり自分のためにやっているだけよ」
ShiroT

ShiroT

家族の中でそれぞれの意見が交錯する時、しっかりとそれまでの流れを汲んで矛盾なく解決の方向に向かうのが、脚本がすごい。 朝から泣ける‼︎
りん

りん

人間いくつになっても、自分をみてもらいたい、褒めてほしい、認められたい、っていうのは根底にあるんだな、と思った。 でも、最終的には雨降って地固まるというか、家族のようなもののスタートラインに立てたようで良かった。
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Yuichi

Yuichi

このコメントはネタバレを含みます

今週もまたよかった。 桂馬さんに女性の働き方改革を動き出すこと、時期尚早と言われても、いつまでも待ってられないと突っぱねて動き出すところ。最高にカッコ良い。 星家の子どもたちがいろんなことを諦めてしまっているところ。それをさせてしまった父親がまた取り戻そうとするところ、よかった。 子どもが子どもでいられる時間はどんどん短くなっている。ちゃんと子どもでいられないとね。大人だって子どもに戻る時間がきっと必要。 ゆみのハートが強すぎて、麻雀も強すぎて、めちゃくちゃいいやつだな。ゆみがいないといろんなことがまわってないはず。 すごすぎるぜ。
もうすぐage58

もうすぐage58

子供にきちんと向き合えなかった岡田パパ。伊藤さんと伊藤さんの娘さんの存在で家族を復元出来るかな?我が家も母と息子の確執がある。でも、原因は私の不甲斐なさかな?どっかに伊藤さんと娘さん居ないかな?復元したいな。
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青

ゆみちゃんのメンタルが凡人のそれではない。聖人か。子どもらしくできるとは、子どもであることに無自覚なまま日々を過ごせることだと思っている。だから、子どもが自分は子どもであると自覚してしまったら(ある意味、大人から見たときの子どもである自己をわきまえてしまったら)、子どもらしさからは一歩後退してしまう。星家二人はおそらくそのような子供だった。ゆみちゃんももはやその状態なので、将来、苦しくなることがあるのでは。 子どもらしさを全肯定できる親になるのは、難しい。 異性愛者の女性が独身を貫いてもよいのだ、というキャラがいない。昨今のバリキャリ応援の流れがある中にしては珍しい。現代的なテーマを扱うわりに、例えば「当時、異性愛者の女性で独身はめったに居ないだろう」というような、昭和の時代考証の影響を所々で受けており、おやおや恣意的では?と引っかかる。 ところで、星家の家事は、ぼちぼち負担を均等にする流れになったのかい?星さん自ら動かなければ、子ども達は動かないと思いますが…
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ジュうお

ジュうお

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察してコミュニケーションは問題を深刻化するだけなんだなぁと改めて思った。まどかちゃんも秋山さんもじぶんの今を生きやすいように変えられる言葉をもらえたようで何より。 来週は予告からズドーンと重い。(勝訴はなくとも)意義のある裁判にするぞ…なのか?
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me

me

子供が子供で居られる時間 これ今すごく重要な課題の気がする 子供を子供扱いしてくれる世界じゃない気がするから 私が小さい頃は子供が真ん中だった気がする 夜の7:00はアニメの時間だったし子供が遊べる場所がたくさんあった そして私も子供を甘えさせる事が出来なかった気がする のどかは最大のわがままを受け入れてもらった事で やっと成長出来たんだな 子供らしいわがままをたくさん受け入れてもらった子ほど羽ばたけるのかもしれない
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サムカワ

サムカワ

選択肢がある。それを選びとることが愛おしいことなんだ。 家族"のようなもの"もまた家族としての在り方。とっても幸せな気持ちになれる回だった。 航一さんの「何が食べたい?」で涙腺がぶっ壊れた。
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FranKa

FranKa

(1) 仮に最終的に選ばなかったとしても、《選択肢》が存在するかどうかで、人生の納得度は大きく変わると思う。選択肢がはじめから「ない」ことは構造的差別であるし、「ない」と思わさせられることは、イデオロギーだと思う。 (2) 家族のなかでも、親の眼差しに、子どもはとりわけ敏感なのだと、改めて考えさせられた。少しモヤモヤする展開ではあったけれど、のどかが感情を発露することのできる《場》が生まれたのは、よかったと思う。
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Clary

Clary

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子どもの年齢のときに受けた感覚や その時に身につけてしまった距離感ってなかなか変えられないのがしんどいよね.. のどか、言うのもとても苦しかったと思う。
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こっこ

こっこ

のどかにも、朋一にも、甘えられなかったかつての父、航一は、 新潟で寅子や優未と過ごすうちに人間らしさを取り戻したけど、 のどかや朋一は置いてきぼりだったんだね。 体は大人になったけど、こころの中に小さなのどかや朋一がいて、優未を羨ましがっている。 それに気づいた寅子たち。 星家で数ヶ月かけて家族というものを取り戻したのかな? 和気あいあいと会話が弾み、空気が暖かいなーと思った。 急に家族になるのは無理があるもんね。ちょっとほっとした。 来週いよいよ原爆裁判。
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K

K

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死を前にした母親の幼い子ども達への遺言が「父親を甘えさせて」で驚いた。何故父親が母に代わって子どもからケアされるのか、ゴリゴリの家父長制を内面化した発言。 幼くして母を亡くす子ども達へのグリーフケアもなく、父親の心理的ケアを任され、父親は甘えられなかったと言うが、認知が歪んでいる。一家の中で父親が最も甘やかされて悲しみの扉に閉じこもり、子どもたちに我慢を強いた。もうこれは母からの遺言と言う名の呪いでしか無い。 時間がなかった、とフォローされていたが、当時の女性の権利を現代の視点から再評価する脚本なのに、こと児童の権利となると「仕方なかった」になるのは疑問。百合さんの褒められたかったも理解はするが、アリバイ的に手当てされたエピソードに見えた。 大人の承認欲求と子どもに対するネグレクトや親の心理的ケアを担わせる事はそもそも異なる位相の話だと思う。 更に、「高齢女性は他人の世話と子どもが好き」2回目、給与を払うと言う excuse は有るが、それでも2回目ともなれば役割の押し付けに感じた。 9月末で終了で次週から原爆被害者訴訟編、そして権利の課題は常に新しくなる事を考えると主人公自身 の価値観の時代の中での老化、劣化と新しい価値観との相剋を描き次世代へ託さなければおそらく物語は終わらない、それらを前に尺を取れないのは察せられるがエピソードはかなり雑でザクザクと切られ矛盾点を露呈したまま無理矢理収めた感が強い。 現実に児童期の機能不全家庭や親の問題で成人しても諸症状に苦しみ続けるACアダルトチルドレンにとって「解散」からのバッサリ切られたエンディング迄はどう受け止められたのだろう。 全体、児童の権利について軽い扱いなのが8月中続いた。 所詮ファンタジーではあるが弱者がストーリー維持の為に軽く扱われるのは辛い。 人の人生を左右する裁判官の仕事は厳格で一つとして軽いものは無く、法は常に他とバランスが取れていなくてはならないはず。恣意的な思いつきや感情で下せるものではなく他判例とも論理的整合性が求められる。やっと本業の裁判の話に入れそうで、楽しみにしている。
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うりぼう

うりぼう

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20240830 NHK総合 朝ドラ 優未、横になっていたが少し落ち着き回復。寅子も皆もホットする。のどか、それがイヤと怒りの言語化。 いつも二人が中心。我が家は静か、父は仕事ばかり、散歩に誘ったりしない。笑ったりしない。私の居場所はない。 航一、ごめんなさい。仕事で辛い思いをした。子供達に頼ると自分が壊れそうで、母に負担を掛けてしまった。母、子供や孫の世話が出来たのは喜びだった。でも、褒めて欲しくもあった。 寅子、しばらく親子のような物を止めようと提案。航一、のどかの隣に座り、何が食べたいと聞く。のどか大号泣。出すものを出せば、人は落ち着く。 寅子、事務所で仕事、秋山が来て、不安を打ち明ける。寅子、私が期待することは貴方が自分のしたい選択ができること。私のして欲しかった事をしているだけ。 星家の食卓、スンは無くなり、穏やかな一時。さあ、被爆者裁判に全力だ。
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航一の息子娘は、寅子がもし由美を新潟に連れていかなかったらという世界線なのかも。 航一よ…息子と娘に言われるのがキッツいな。時々は褒められたい…わかる…っていうか誰もがそうよね。 家族はしばらく解散…何が食べたい? あなたの居場所はここにある。色々あったけど星家はひとつの家族になった。
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AMY

AMY

「時々は褒められたい」 「自分を見て欲しい」 誰もが持っている本音だと思う きちんと子どもをさせてもらう これも大事 子どもでいられる時期なんて限られている 直にすぐ責任を負わなければいけない大人になるんだから その時間にしっかり子どもをしておくことは大事だよね 自分がやりたいことを選択して進んで欲しい 選択肢がある状態にしておきたい あの時の地獄の苦しみ 当時はこんな苦しみも痛みもいらないと思っていた寅子だろうけれど、今となっては秋山さんを励ますためになっている(誰かのためになっているし、自分のためにもなっている) その経験をしたからこそ、当事者の気持ちがわかる 次週いよいよ原爆裁判かな
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たかはた

たかはた

ACの問題はリビングひとつで解決しませんよ?「嫉妬」などで片付かない、もっと地獄で、もっと人間が話しませんよ。沈黙と鼻水だけが数時間続く夜が断続的に数年にわたって続きますよ...。しれっと一家団欒におさまってたけど、優未から見て子の、のどかから見て航一の無邪気さ軽薄さ、ぜんぜんウザいよね???私には優未とのどかがズッ友になる未来が見えるんですが、それはACとしての経験に言葉を与え合うことを通してだと思う
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Nobuki

Nobuki

このコメントはネタバレを含みます

星家の問題、後日談も気になったけど、時は進み、一件落着、かな。余白は妄想しま〜す。
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かりん1

かりん1

お腹が痛くなってしまった優未 それを心配してる家族を見てのどかはそれが嫌いだと言う お子ちゃまですね! それだけ寂しかったんだろうね! 散歩も、手を繋ぐのも、和気あいあいとしてるのが嫌い‼️ それを聞いて航一は泣いてしまい本音を話した。 戦争の敗戦についての『ごめんなさい』の気持ちを正直に話した。 百合も正直な気持ちを話した。 家族が思っていることを吐き出して出した結論は 『家族の様なものはお休みで解散』 ??寅子の考えることは突拍子もないが解決に繋がるだろう! 秋山はやっぱり辞めたいと言い出す 寅子は秋山にも 自分が秋山に望むことをきちんと伝える。 自分の意見をちゃんと伝える寅子はやっぱり素敵! みんなで家族になってる姿を最後の1分で流す👏👏 来週は原爆裁判についてなのかな?
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