今シーズンは少し取っ付き難かった。
理由は、前シーズンでピーターが救った世界がリセットされてしまったから。
今回からの舞台は、ピーターが消滅した事で変わってしまったピーターの存在しない世界。
2つの世界はお互いの存在を認め、協定を結んではいるが、相変わらずいがみ合っている。
そこに前シーズンのピーター登場！
知り合いの顔した知り合いじゃない奴らに囲まれ、元の世界に戻ろうと奮闘するピーター。
知った顔に邪険にされる疎外感。
嫌やった…
けど、オリビアに記憶が戻り、気付かされる。
世界は違ってもみんな同じやって。
それからは、改変されてるから多少の違和感はあるけど、シーズン1からのみんなやって思えるようになった。
それだけじゃない。
改変前と改変後、それぞれのこっちの世界とあっちの世界の計4人の同一人物が、俺の中で全て1人に集約されていく。
多角的に人物像をとらえる材料になる。よりキャラクターの造詣が深くなる。
それが顕著に現れたのが11話。アストリッドの事を深く知れたのが嬉しかった。
リンカーン・リーは、どちらの世界でもほとんど違わない過去を持っているのに、全く違う性格やった。そういう部分も興味深かったな。
フリンジという物語のキャラクター達が、自分自身と向き合うシーズンやったんかも。
そして後半は、今まで全話観てきた人には嬉しい過去回要素が沢山出てきます！
もう何でもアリです！！
人によっては意味わからんってなるかも知れませんが、世界の違和感に苛まれた前半に比べ、後半はとっても面白かった！！
ジョーンズ、ベル…神なんてワードも出てきたしね。ワクワクさん以上にワクワクしましたよ。笑
…ただし、19話を除いては。
最終回間際に唐突に挟まれた19話の意味がさっぱりわからん。スターウォルターか、ターミピーターかって感じの謎展開。前後との繋がりなしっ！
ま、まさか、〈ファイナルシーズン〉って19話の続きじゃないよな…
