すずめの戸締りを鑑賞
九州地方に住んでいる高校生のすずめは、ある日廃墟を探している青年草太と出会う。
そこで不思議な扉と出会うのだがって話。
ストーリーはボーイミーツガールならぬ、ガールズミーツボーイって感じのお話。
親の気持ちになってしまうので、すずめの叔母さんへの説明不足にはイライラしたし、2人の言いあうシーンは胸がギュッとなった。
震災をモチーフにしており、自分は被災者ではないのだが、あの時のことが思い出されて辛くなる。
被災者の方々は大丈夫かしら?と心配になる。
ラストシーン近くの子供のすずめの場面は声優さんの熱演もあり泣いてしまう、泣かせ方はベタだが破壊力抜群だった。
総じて、テンポ良く進み退屈することもなく最後まで集中して見ることができた。
なんといっても背景美術の美しさよ。
きらきらと輝くような世界から、重く苦しそうな世界まで、レベルの高さは流石の一言。
そして音楽も良かった、昭和の懐メロ。
松任谷由美、井上陽水、松田聖子、河合奈保子世代ぴったりなので懐かしくて嬉しく感じた。
RADWINPSの主題歌も雰囲気に合っており良かった。
良い映画でした。