何処から来て何処へ行く?
自由な速さで刻む このペース
忘れないルーツ 解けないシューズ
いらない苦渋 未だ慣れない普通
1, 2, 3を繰り返す生活
ダンスミュージックと将来の計画
真っ直ぐに進めど後悔の連鎖
チャンネルはStayだ 求む安住地
瞬きする程の間
奪われる現実 かけていく階段
時間は戻らない 幸せはTime Up
何をした?って今叫ばないか
Fuck the Police
権利は逆立ち 人のわだかまり
同じ言葉話しても仲違い
画面の向こうとここは変わらない
感想です。
アカデミー賞の短編映画賞を獲ったということで、レビューを起こすことにしましたが、実質、ラッパー・Riz AhmedのMVということもあり、あやかって16小説のラップで、ネタバレにならない程度のあらすじ紹介をしてみました。
折角ならと変則的に韻を並べたり、長い韻を忍ばせたり、言葉遊びしたりしましたが、ラップって歌う人によって譜割りやイントネーションが違うから、文字だけだと伝わりにくいですよね。
昨今、ウクライナ進行のことなんかもあって、国ってなんだろう?人種の違いで何故歪み合うんだろう?なんで同じ言葉を話せるのに暴力に頼るのだろう?ということを、改めて考えさせられる世の中になったと思います。
いろんな経緯で本作の鑑賞に至った人種間のモメ事に疎い方には、世界には日本人が思う、当たり前の生活ができない人がたくさん居るのだと、思い知るきっかけの一作になったのではないでしょうか。
ブラックミュージック大好き人間としては、ラッパーのMVをショートムービー化するBML前後の流れと一緒だなーと思いつつ鑑賞しました。