普段映画を観ない祖母が勧めてきたので鑑賞!
なかなか微笑ましい話で夜に観るにはいい作品だった!
結婚間近で別れ心に穴ができた赤西は部長の奥さんが働く施設で保護されている大型犬を託される!一緒に暮らし始め段々と仲が深まっていき、心の穴はすっかりなくなった!名前は声が出ないためハウッと鳴くことからハウという名前になる!そんな幸せな生活を送っていたある日、いつも通りキャッチボールをしていたところに少年たちが野球をしに来てそれを眺めていた!赤西が寝ている隙に少年が特大ホームラン!翔んで行ったボールを拾いに行ったハウはそのまま赤西の元には帰らなかった!ハウは見知らぬ地に一人になってしまった!ハウは再び赤西に会えるのか?ハウと赤西が観る人を明るくさせる作品!
正直思ってより早くにハウがいなくなって俺は時間めっちゃ経ったのかと勘違いしたwハウが赤西の元にまで帰るのに会ってきた人たちの中でも傘屋さんのおばあさんが一番好きだったかも!俺の祖母もあんな感じで犬とか猫に接してるな〜って勝手に親しみを持って観てた!学校に行きづらくなった学生には勇気を、傘屋のおばあさんには思い出を、元の飼い主には感謝と防衛を、会う人会う人にハウは何かを残して行っていて犬って人よりすごいのかもって思った!でも毎回ハウに気をつけて〜って言ってた人たちの温かさがめっちゃ伝わってきてすごくあったかい気持ちになった!思いってすごいな〜どんなことがあってもあの人にもう一度会いたいっていう気持ちがあると何でも乗り越えちゃうんだな〜
個人的には最後は赤西が優しすぎだと思う!やっと会えたのに…俺だったら引っ越さなければ良かったとか、なんでいかにも自分のペットですみたいなスタンスでいるねんってキレると思うけどな〜少年の顔が余計俺の怒りを沸々と沸かしてたw
最近田中圭の作品をたまたまよく観るけど改めてすごい俳優だなと思う!「月の満ち欠け」ではめっちゃ腹立つ役だったし、「あなたの番です」ではポンコツだけど一途な男、そして先日観た「あの人が消えた」ではノリがよく頼りがいのある先輩とどんな役でも完璧にこなしていたし、毎回キャラが確立されてるから観てて違和感もない!ただ今回の田中圭は「おっさんずラブ」を観てるみたいだったw池田エライザはこういう役の方が俺は似合ってると思う!ちょこちょこ出てくる絵本みたいな優しいタッチの絵もハウの可愛さが際立ってて良かった!主題歌もGreenが担当ということで最後の最後まで温かく優しい気持ちで終われる映画になっていた!