マリンの神風

夢のマリンの神風のレビュー・感想・評価

(1990年製作の映画)
3.7
こんな初夢を巳た


黒澤明監督 オムニバス作品 "夢の中に具現化した人生"

1 狐の嫁入り
大人も学べる子供の創造力

2 雛祭り
子供には見える 大人には見えない

3 雪山
感性で生きる

4 トンネル
戦争に学ぶ 生きる使命・背負う十字架

5 絵画
見える人生の一部

6 富士山が見た日本
経済成長の背後 公害・発展の代償 環境問題・自給自足の限界・先を読む

7 鬼・人間・タンポポ
弱肉強食の世界 野にひっそり咲く花の生存

8 星の見える村
人間・人生とは


個人的感想
子供〜大人になり見える現実・心の葛藤を擬人化 かなり風刺効く渋い作風であり 物語文章化=国語試験の様
地球と共に進化・発展を続ける人間 時代の変化に逆わらず歩み続けるべきだが 変えてならない物もある
現代の映画=必要以上に語り アクション・音楽・CG等装飾がある
老害と揶揄されてでも 後世に残すべき巨匠の強い意志を感じた
人間=AI・ロボット・沢山の情報に頼りきらず 考え感じる事を止めてならない
人間の偏見 生きる=苦しい の考え改め 人生=面白い 以上