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デストイレのAPのレビュー・感想・評価

デストイレ(2018年製作の映画)
1.2
それはそれはとても酷い映画だった。こういう映画って無作為に人が死んでこそだと思うのだが(?)それすらないので54分間があまりにも長い。

Z旧映画には何かしら意表を突かれるというか驚かされることが多いけど、今作はなんと本編54分のくせにインターミッションがあるという奇行種やった。しかも38分を過ぎてからという中間でもないタイミング。"RRR"の激アツタイミングでのインターミッションを見て勉強してもらいたい。けどこういう意味不明なのが面白い(手のひら返し)。

あと一応この映画、ベトナム戦争を経験してPTSDに苦しむ人の話です。本当です。そのような設定があるけどトイレが人を殺すのは幻覚ではなく現実というトリック。巧妙だな…(白目)。

カメラがクソ近いとか話が全く進まないみたいなZ級あるあるは標準搭載。SEもクソ雑くて、歯磨いてないのにシャカシャカ音が聞こえたりトイレが動いてないのにカタカタ鳴ってるのも平常運転。終盤には気にならなくなるから慣れって恐ろしい。

その他、以下信じられないかもしれませんが一切誇張なしのメモ

・トイレが鳴いている
・トイレから刃物が飛び出す
・電話先の相手がどうぶつの森のキャラみたいな喋り方
・屁みたいな効果音
・トイレの悪魔祓いを教会に依頼する(電話切られまくる)
・悪魔祓いがいきなり佳境すぎる
・屁みたいな効果音まじでなに?実は屁?
・決着ついたと思ったらついてなくて草
・便所爆発まみれで大草、笑い止まらん
・浄化されたはずやのにデジャブ
・トイレに目玉
・「劇中で使用されたオナラ音は全て本物です」というテロップがエンドロールに出る
・マジで屁だった

トイレ・エクソシズム(便器悪魔祓い)というワードは一生忘れん。
しかもこれ恐ろしいことに続編あるみたいやな…、何か進化してるところあるんやろか、気になる…。
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