この村の対立は、アメリカの民主党と共和党の支持層の縮図のようにも思えます。
低賃金で外国人労働者を雇用する経営者や彼らの存在で何かしら恩恵を受ける立場のものは、自身の利益も踏まえて彼らを大切に扱う…
マニア向け
保守的な田舎町に入ってきた移民に対するヘイトと偏見を炙り出した意義のある作品だとは思うが。やや難解で意味がありそうでないようなシーンがたくさんあるのでどちらかと言えばヲタク寄りな演出に…
ヘイト断絶系の真ん中まっすぐ。んー、期待通りだが最早定番の型からは出ていない印象。一応の主人公は帰郷者であり主問題に関与は少なく、外縁部の象徴的イメージ・恐怖や死・暴力の装いを息子と共に担う。脳内予…
>>続きを読む不穏な雰囲気。決して他人事じゃない。アイデンティティとレイシズムは表裏一体だと思う。スリランカはイスラムじゃない。彼らはてっきり日本人を期待していたのかと心のどこかで少し安堵してしまう自分もいる。韓…
>>続きを読むこれもレンタル店に行く度に新作棚にあった
とても気になってた映画。
映画タイトル意味深だし壮大だよね。
そのままSFスペクタル映画でも通用する
予告編を見ると大筋の内容は分かるけど…
全てを見終わ…
「彼らが自国にいる限りは何の反感もありません、でも私たちのパンを捏ねてほしくはない」
これは劇中のとあるモブに近い人物が口にする言葉だけれど、他民族、引いては広く《他者》と呼ばれる存在全般に対する…
新年早々、考えさせられる作品を見た。
これが実際の事件でここ数年前の出来事であることにまず驚く。
『理想郷』もそうだけど閉鎖的な村に新しい人が入り込むことがいかに難しいか思い知らされた。
集会…
トランシルヴァニアといえば、僕を含めた日本人は、“ドラキュラ”くらいしか連想しないだろう。僕らは、ルーマニアに関しては無知だ。ところが、この「ヨーロッパ新世紀」の小さな村で炙り出される
”新世紀“は…
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