インドの大河ドラマなので、ただでさえ長いインド映画がさらに2部作になるという恐ろしさ。それでも国を滅ぼされたパーンディヤ残党がチョーラ王朝を潰そうと画策したり、アーディタとナンディニの関係とかなかなか面白かった。また主人公と言っていいのかもしれないデーヴァンが面白い性格で美人にめっぽう弱く信義に厚い。どういう立場なのかよくわからない僧の格好をしているナンビとか、どういう力があるのかいまいちわからなかったクンダヴァイとかも興味深かった。ただ、髭を生やしていたインドの男たちの識別が難しく、ぱっと見ではわからず態度や台詞回して判断することになりこちらは結構ストレスになってしまった。ナンディニの出生の秘密とか聾唖の白髪老女とか後編への期待も高まりました。歌や踊りはちゃんとありましたが唐突な挿入ではなく、王や王女あるいは領主を楽しませる演目としてなので違和感もなく楽しめました。
