サトシ

宮松と山下のサトシのレビュー・感想・評価

宮松と山下(2022年製作の映画)
3.6
佐藤雅彦、関友太郎、平瀬謙太朗3人監督・脚本・編集、香川照之出演の邦画。ビターズ・エンド配給。

エキストラ俳優の宮松は、時代劇で弓に射られたり、大勢のヤクザの1人として路上で撃たれたり、ヒットマンの凶弾に倒れたりと、名もなき殺され役を演じてばかりいる。慎ましく静かな日々を送る宮松だったが、実は彼は過去の記憶をすべて失っていた。自分について何も思い出せないまま、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続ける彼のもとに、ある日男が訪ねてきた・・・。

【キャスト】
香川照之:宮松
津田寛治:健一郎
尾美としのり:谷
野波麻帆:里帆
大鶴義丹:潮田
尾上寛之:國本
諏訪太郎:初老の男
黒田大輔:医師
中越典子:藍

シネマサロンにて年末年始に鑑賞オススメ作品に紹介されたので、Amazonプライムにて鑑賞。
上映時間87分は有り難いです。
香川照之の演技が良く、役柄が俳優で境目が分からなくなる意外性のある展開が面白いです。
尾美としのりは香川照之をよく見つける事ができました。
記憶喪失になって俳優をしている奇跡の人です。ショートホープを吸ってから完全に記憶戻りました。吸い殻が多いのが気になりました。
野波麻帆との夫婦役、大鶴義丹にはまんまと騙されました。
津田完治、中越典子の夫婦役がドラマ「9係」を連想させられます。
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