このレビューはネタバレを含みます
前作と今作で、自分にとってそこまで大きな差はありませんでした。どちらもあまり好きなタイプではないです。この作品を観て生まれる感情をわたしは映画に求めていない、というのが正確です。
すごいとは思うけど
そうなると、前作の「ジョーカーになった!」という一大イベントがないぶん、どうがんばっても今作の方がもの足りなく、ミュージカル的要素、レディ・ガガ参戦を入れても、やっぱり「そうねえ」という感想になってしまいます。
作品の方向性としては、ジョーカーのことを認めないんだと、理解しました。
本人が言っていたのももちろんありますし、
裁判の中で各証人が言った、
「アーサーに精神障害や疾患があることはたしかだが、犯行が擁護されるものではない」
「同僚は意地悪だったかもしれないが、殺されるほどではない」
というセリフはまさにそのとおりだと、わたしも思います。
そうすると前作も否定されることになってしまいます。製作者側の言い訳、補足、何とも捉えられますが、もともとアーサーが特別な人間だとは思ってなかったから失望はしない。より気の毒になっただけでした。
リーは嫌いです!このにわかめ、ですよ。
看守たちがなぜあんなにブチ切れたのかわからなかった、どこかで集中切れたかな…
最後の展開はよかったです。変に後継者とかで続ける気?と一瞬思ったので、そうでなくてよかった。
ま、いくらでも復活はできるわけだけど
初公判の前、表情の練習をするアーサーのシーンがいちばん好きです。
【いろいろ思ったこと】
・日本の刑務所の印象で、あんな髪型をキープできるはずがなかろうと思ってしまった。
・レディ・ガガの歌声はとても至福の時間。
あらためて、close to youはなんて良い曲なのだろうと
ところで山を建てる、ってほんとに何?
刑務所、ガガときたらtelephoneのmvを思い出します。大好きです!電話してたり、開けた場所でキスしてたり、有刺鉄線とか、ちょこちょこ重なる部分が。刑務所あるあるかな。
・ホアキン・フェニックス舌きれいだな。
・そういえば通ってた小学校に「口笛を吹いてはいけない」というルールがあったなあ。今考えると謎。そんな吹いてる人いたかなー
・英語メモ
don't try my patience