辛かった〜。しんどかったっすね〜。ほんっと戦争って駄目っすねやっちゃ。
こういう全員被害者ってか、みんな仕方ないよねって映画って全くすっきりしないっすね。なんなら「お前だったらどうする?で、今後どう過ごすんだ?えぇ?どうなんだよ?」って言われてるみたいで疲れます。
あれつまんないとか言ってんじゃないですよ?多分ですけど、昔の凄惨な事件とかを扱ってる映画ってスカッとさせるのが目的じゃなく、考えさせたり、ショッキングなの見せたかったり、こんなんあったんよ、覚えとき!ってジャンルだと思うので大成功です!面白かった!
ただJapanese tough。いつもだったら「どっちの気持ちも分かる〜!」で終わらせていましたが、それだと意見として白熱しない。そこでJapanese tough考えました。思い切って誰が悪いかはっきりさせようじゃないかと!で、考えた結果!瑛太の頭骨を斧で割ったあの女が悪い!
だってね!だって!みんな自分の思いを我慢して、なんとか抑え込んで行動に移さなかったのにあの一振りで状況が瓦解、全てが機械化されたかの様に一気にみんな動き出してしまう。そこだけ考えたらあの女は重罪ですよ!
確かに幼い子供が居て、旦那が朝鮮人に殺されたかもしれない。それを我慢する人間性を持ち合わせていない人間なのかもしれない。でも、理由はどうあれ、きっかけを作ってしまったあの女を一旦悪いと思わないと、あたしやっていけない!大好きな日常を今まで通り過ごせなくなってしまうわ!申し訳ないけど。
そう考えると少し勧善懲悪感が出てJapanese tough落ち着けます。色々あると思いますが、そうさせて下さい。
一点引いたのは、長いなぁってので0.5点と、水道橋博士の演技が「これ、上手いのか?」と思ってしまったってので0.5点引きました。
味がある演技って何故か思えなかったですね。すいません博士。