私向きの映画だったから賞賛。淡々と時間が過ぎる中で、自分のコンディションも含めて様々な感情を流し込まれに行く。心地よい映画だった。例えば竜のことを、こんなやつ、悪いことするわけないな、とか、変なやつ…
>>続きを読む「Another Day in Paradise」
静岡県伊東市を舞台に休養中の有名俳優、暇を持て余した姪っ子、そして逃亡犯の友人…穏やかな田舎風景の共同生活…パラダイスって一体なんだったのだろう…
とても素敵な映画、になるはずの映画。
特に数字的根拠はないのですが、日本は映画制作本数、やたらに多く無いですか?
例えば作る量を三分の一くらいにして制作費を三倍にするとかダメですかねえ。
立川…
余白がある映画。伊豆半島は真ん中に山があって夕陽が沈むのは片側の沿岸では見えないという。半島の半分だけ隠れた世界というような。充電期間中の俳優の元に親友が尋ねてくるのだが、どうも事件に巻き込まれたら…
>>続きを読む主題歌「ある生活/ゆきっぺ」
少数精鋭で作られた作品。
俳優業に疲れ、充電期間中の真英は伊豆半島の祖父の家の別荘に籠もり、農業手自給自足の生活を営む毎日。大作映画への出演も決まり、復帰間近の安定…
男女3人の奇妙な共同生活がゆるやかに流れる作品。頭にハテナが浮かぶ不思議な描写もあるが、観ていてどこか憧れるし、心地が良い。何度か流れる姪っ子の起床から歯磨きの流れと美脚、そして逃亡犯の近くにいたら…
>>続きを読む歯を磨くシーンが憶えているだけでも5回はあった。
洗濯物を畳むシーン。
飲んだあとのグラスを洗うシーン。
生活を丁寧にあるいは淡々と映す。
姪っ子の健康的で美しい四肢。
とても心地の良い映画でしたよ…
雨音の響きが耳に残る。いままさにどこかで起きていることのような温度感を持つ映画。
主人公真英も、姪の夕起も、竜も、みんなどこか足元がおぼつかないような不安定さと頼りなさを持っていて、お互いに寄…
© 2023「パラダイス/半島」製作委員会