木村知貴の佇まいが、美しく、映画的“迫”を演出している。
夜明け前がいちばん暗い、そんな時間のドライブ、唯一感情が射す、さり気無い昂揚が胸を打つ。
そんな幼馴染との、少しだけ揺れた、まだ暑さの残る…
視覚障害という不自由さを感じさせすぎず、自立して生きている姿がとても綺麗だった。音楽も街の雰囲気とあっていて美しい。透明人間にならずに人としっかりと関わり、廃れていく街や友人との別れがありながらも自…
>>続きを読む杖ついて歩いてる木村知貴さんを観た瞬間から涙が出た。
普通に生活してて気づかなかった事を知って、かなりショックでした。(特にコンビニ弁当のシーン)
時に悲しそうな顔してたけど、最後のシーンで救われた…
寂れた港町、視力を失った男はそこで静かな日々を送っていたが、帰郷した幼馴染みの女性と再会する。
障害と介護と廃れる地方の問題を提示しながら、それを全て静かに受け止める木村知貴の佇まい。ゆっくりなのが…
今回で4回目。
何度観ても新たな発見があって面白い作品。
これまでは、西村くんやお祖父ちゃん、またヒロインの母(大畑裕子役)などが…それは老化だったり、病気などがきっかけで、何かが変わってしまっても…
今までいろんな映画でクズ男役で見てきた木村知貴さんのベストアクトだろ。目が見えない人を神格化しない目線(女の子家に呼んでたり)もまっすぐで良い。自分の想像に及ばないところに想像を及ばす、というところ…
>>続きを読む無駄なドラマは要らない、現実と暗闇に目を取られるけど光は確かにそこにある。変わっていく町と人が通り過ぎても彼はその町に居続ける、環境だけじゃなくて心も変わっていくから、それこそが現実だと思える、視覚…
>>続きを読む静かにひっそりと暮らす、視力を失った男。
幼なじみとの再会が、微かな光を灯しだす。
ひとりで生きていきたいが、社会は視覚によって動くように作られている。
生きづらい人たちの抵抗は、どれだけの効果があ…
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