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ヴェノム:ザ・ラストダンスのMrCinematicのレビュー・感想・評価

3.8
鑑賞記録

世界的人気キャラクターのマーベルヒーローの一人、“スパイダーマン”に登場する宿敵でアンチヒーローの地球外生命体「シンビオート」“ヴェノム”。ジャーナリストの“エディ・ブロック”に寄生し、一心同体となりあらゆる危機を乗り越えて、互いに信頼出来る相棒となっていた。本作は世界的ヒットした大人気シリーズの第三弾。


遅ればせながら、IMAXの先行上映にて鑑賞。
感想は公開してからにしようと思っていましたが、もう我慢出来ませんでした。(笑)

前情報や宣伝から今回が『ヴェノムとエディ・ブロックによる物語の完結編』であり、『ザ・ラスト・ダンス』!!

まさに本編はヴェノムによるお騒がせ乱舞とエディとの哀歌(エレジー)を潔く描き切ったと思いました。
また、近年のSONYによるスパイダーバースは展開の粗さが目立ち、ツッコミ所が要所要所にあるのが目に留まり、それも売りの一つ(自分は“SONYのオマケ劇場“と呼んでます)であり、今回も安定の“起”と“結”がしっかりとしてれば万事OK!というスタンスが伝わり、本当に全体の物語のテンポとリズム感を重視してるなぁと思いました。

しかしながら、やっぱりヴェノムの最終楽章であるのにメインの軸となる話は半分にも満たないうえに、エディとのバディ戦闘やヴィランの魅力に他の登場人物のバックボーンなど流石に物足りなさを感じ、このままで終わらせるのはすごく勿体無い気がしたので、是非ともMCUに合流して欲しい!

デップーは扉を開けた。(色んな意味で)
ヴェノムも待ってるよ。
“その扉を開けば、君もアベンジャーズだ”



P.S
ヌル、超こえー!!
別の意味で泣く子が出るって(笑)