難解。
というか、なにか殺人事件が起こって殺人犯が怪物=子供みたいな話やと思ってた。これは俺が悪い。今作は先入観無しに観る作品やった。
けど、子供が先生に虐められたと学校に来る安藤さくらに対する学校側の対応の悪さはなんや?
今の時代、担任がダメなら校長。校長がダメなら教育委員会って流れは俺でも知ってるし、PTAで問題として取り上げてもらうという手もある。
シングルマザーやからモンペやと?
いや、映画を観てる側やから、そして、演じるのが安藤さくらやから、俺が信じ切ってしまってるんか?
それでも、あの対応はないぞ!胸糞過ぎて怒りが込み上げる!どうにも収まらん!!
だから、その後のストーリーで担任や校長先生にどれだけ追加ストーリーがあったとしても俺は納得出来へんかった。
ただ、子供目線ではそういう嫌な部分は極力見せてない。良い大人で、良い先生でいてくれてるんよな。いくら大人を裏切っても子供達を裏切らなければ良いのかも知れない。せめて子供の前だけでは先生である自覚を持って接して欲しい。そういう先生が現実にどれくらいいるのか?もう希少価値かもな…
そして、不穏なシーン多すぎ!嫌な意味でドキドキさせてくる…ラストもそう…あの太陽が明る過ぎて白くなるシーン…死んだかと思うやんっ!!
いや、実際は、観て感じて下さい。
俺は、その後の青々と茂る夏の草木に生の力強さを感じたけどね。子供達はもう何も心配いらんってメッセージを受け取った。
ただ、中村獅童にはキツい天罰を!コケてたけど、それじゃあ足りんでしょ?
…評価難しい。今は、良い映画を観た気になってる。それでも前半の胸糞を忘れたらアカン!厳しく!!