島のルールを利用した究極の快楽
いやぁ「ポゼッサー」もキツい作品で凄かったけど、これも息苦しさがハンパない。
相変わらずなミア・ゴスちゃんの圧にスカルスガルド並みに俺もノックアウトですわ。
リゾート地に旅行で来た小説家のジェームズと富豪の娘エム夫婦。
ホテルで仲良くなった夫婦に誘われ出ちゃダメと言われていたホテル敷地外に出てしまったら大変な事になっちゃうお話。
ある事が起こってどんどん逃げれない所まで追い込まれていく展開なんだけど、その対処方法や展開がまぁぶっ飛んでる。
エロやグロも隠さない描写や気分が悪くなりそうな映像、不気味なアイテムなど異世界に連れてかれたような世界観はやっぱり面白い。
ストーリーはシンプルであるけど、登場人物の考えを共感できる部分は無いし、理解しようと思っても無理っぽい。
でも大丈夫と感じた時にスリリングな事をしたくなる心理やスリルを味わう快感などかなりイっちゃってる人間の怖さを見せつけられた。
こういう人もいるんだろうなというくらいの心持ちで鑑賞したので不思議なものを観させられたなぁという感想くらいしか出てこない。
結末はすり替わってる気がするなぁ。
それにしても変な法律だよね。
意味はあるのだろうか?
本当に人は反省するのか?
単なる金稼ぎのためなのか?
ゾクっとする変な体験をしたい方にはオススメ。
俺は「ポゼッサー」の方が好きかな。