ナナメ後ろも百太郎

赦しのナナメ後ろも百太郎のレビュー・感想・評価

赦し(2022年製作の映画)
2.0
残念な映画であった
この作品のポスターがあまりにも良すぎた
「反省や後悔」をしているというより、「軽蔑」をしているような眼差し。

彼女(加害者)を中心に描くのかと思っていたら、その心理描写はほとんどなかった。
なんなら亡くなった娘の心理描写もなかった。

あえて言えば、被害者家族の再生の物語…?
社会派のテーマで映像にもこだわっているけど内容がうっすく、さらには人選ミスにより独特の気色悪さ(元嫁への執着)とエロさだけ残ったのだ。

でも、冬の乾燥した空気や元嫁の心理描写、
加害者の女性が高校生のまま心理的に成長してなさそうな言葉遣いなどは良かった。