赤い下着

モンキーマンの赤い下着のレビュー・感想・評価

モンキーマン(2024年製作の映画)
2.5
スラムドックやライオン、ホテルムンバイなどの非暴力や平和主義の彼が今まで参加した作品とはある意味線を引く映画。
純粋な暴力、血が溢れる映像は鮮明な爪痕を残すし悪くは無いのだが、アクション映画特有の爽快感がない。ただただ弱い人間なのでストレス解消にはならない。
ストーリーの展開も力不足を感じる。
それでも最近踊って歌うだけの嘘のインドよりはインドの現実、貧富の差や貧困層の実態を見せてるので見る価値は多いにある。
それと最後のシヴァを崇拝する集団の踊るような戦いと服装はインパクトも強く見応えがある。聖騎士からインドのスラムに戻った彼の原点回帰の悩みを見せてるような気もする。
映像は荒削りだけどところどころ見所がある。
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