このレビューはネタバレを含みます
LGBTQ活動家以外の一般の当事者たちからすると
「そんなに社会からの疎外感なんて感じてねーよ」
ってところなのだけど。
ゲイとしての生きづらさを社会や時代のせいにする山崎氏、
不幸のもとはそこじゃなくて、自分しか愛せない、他人を愛せない自身のせい。
そして容色が衰えて自分さえ愛せなくなり、性格がひねくれてしまう。
他人を愛したことがないから恋愛経験がほぼない。
経験がないからレオくんを好きになって暴走し始める。
見ている側も「おい爺さん!調子にのんなよ!」と言いたくなる。
多かれ少なかれ経験があるだろう「恋の暴走」。
拒否られたら「死んでやる!」(それはいきすぎ)
ラスト、憑き物が落ちたかのような山崎氏。
他人を愛せるようになって見える世界が広がったのだろうか。
本編のレオくんもショートムービーのレオくんもどっちも可愛かった♡