なんとか映画館で観たかった本作。
ゲイの表象がすごく真摯で、監督もかなり信頼ができる数少ない当事者目線の方。
セックスシーンでコンドームが写ったり、パートナーシップ制度やゲイの独身男性の集会、養子…
2023-33
こういうのがクィア映画だと思うんだ
確かに居るけどちゃんと描かれていなかった70代のゲイの姿。今よりもっと居場所が確保されないまま社会から孤立したり社会に迎合する形で家庭を持ったり病…
すごく良かった。どうしようもない老人の孤独と偏狭さに未来の自分を見ているようで苦しいくらいだ。老人の若い頃の役者が作中で最も美しかったので失われた若さや美への絶望に説得力がある。若き日の美しい思い出…
>>続きを読む家族に憧れる描写が見ていて苦しかった。
入水自殺しようとする老人とそれを一度は見放そうとして結局助けてしまう若者。序盤からずっと描写されてきた老人の身勝手さと、ホームレスに優しく声をかけていた若者…
死ねなかったナルキッソスの永い後日譚。
自己を愛することで避難(本人によると家庭環境がそうさせたので逃げるというニュアンスはちょっと違うかなと)してきたけど、その自己愛も若く美しい造形に向けられてた…
「私だっていろんなものを諦めて生きてきたのよ。自分ばっかり惨めだなんて思わないで」
さまざまなタイプのゲイが登場するが、個人的にもっとも印象に残ったのは絵本編集者の女性だった。自分の思いどおりには…
タカハシシンノスケさんが出演されていると聞き、観に行ったらこれは正しく今見るべき映画だった。このテーマの映画は作られたその時でなければ時勢が代わり、懐かしさで終わってしまうから。
この映画にはテーマ…
前に短編は観ていて、今回長編映画化されたということで鑑賞。ゲイでナルシストの絵本作家の老人と、ゲイ風俗で働く若者が出会い、いろんなことが起こっていくLGBTQを題材とした話。
ゲイカップルの日々の…
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