パート1ではただのかわいい女性にしか見えなかった主人公の内面が明かされていくのが面白かった。
レディ・ゴディバは本人の快楽のために行動したんじゃないかと主人公はラジオで言っていたけど、文明社会ではやるべきではないとされていることをやることは罰ではなく、本人が自己意思で快楽としてやっているっていう考え方に沿って物語が進んでいく。
半分水生動物の人間?が登場した時はクローネンバーグみたいになるのかと思ったけど、そうはならず、餌となる花を植物学者の主人公が拾うように頼まれるところから、主人公自身が自然に帰りたい自分自身に気づくまでの過程がセリフではなく行動を通して語られていくのがよかった
めちゃくちゃ座ってるシーンが多い。手紙を読み上げるシーンで濱口かと思った。女性3人で家に籠るシーンからリヴェットを連想した。