このレビューはネタバレを含みます
予備知識なしで鑑賞。
設定そのものが破綻してないですか?
とわ(人魚)が命を分け与えた草介と光陰なのに、とわの生をまっとうするには草介が魂を返すことが条件、、、半分は光陰がもらってませんか?2人とも返さなくてもいいの?
他にもいろいろ引っかかって話に没入出来ずじまい。そもそも草介も光陰も比丘尼も生活感なさすぎて人物に感情移入できない。ストーカーさん、舞台初日に関係者でもないのに勝手に機材いじれるとかありえない。あまりにもリアルとかけ離れすぎていて楽しめない。
結末も誰も幸せにならないバッドエンド、かろうじてとわは自己犠牲でまた草介と巡り会える未来を手に入れたけど、とわと舞の境目(切り替え)がはっきりしなくてどっちの立場で捉えているのか分からずじまい。草介と光陰に至っては衝突の材料だけ残されてもう一緒にいるのも辛いでしょうというままの終わりで後味も悪く、人魚ファンタジーで誤魔化すことも難しいような気がする。