人の体内で活動する37兆もの細胞。
高校生の日胡の体内では、そんな細胞たちが元気に活動しているが、不摂生な生活を送る日胡の父親・茂の体内の細胞たちは、その劣悪な労働環境に愚痴をこぼしながら働いていた・・・。
公開初日鑑賞。
清水茜原作の「はたらく細胞」シリーズの実写映画化。
キャラ再現度に関しての頑張りや、映画オリジナルの人間ドラマパートを絡ませた構成は、とても上手くいっていたのではないでしょうか。
ただ終盤になればなるほど間延びする演出のウザさ、最早見慣れたアクション演出は二番煎じ。
また体内のデザインこそオリジナリティを見せなきゃダメだと思うのに、ロケ地が分かってしまうという体たらく。
敢えてどこのロケ地を使ったか分かるようにしているんだと思いますけど、体内の世界観をどう映像化するかってかなり重要なのに、他作品でも使われているような場所をまんま使っちゃうとか、私的にはとても残念でしたね。
