予告編の感じから「舐めてた相手は殺人マシン=ナーメテーター」映画かと思いきや、主人公がホントに普通のオッサンで驚いた。特別なドライビングスキルもないし、格闘やスパイ技術に長けているわけでもない。ホントに普通のオッサンが事件に巻き込まれるのが面白さのミソではあるが、ずっと普通にオッサンなので、ずっと振り回されるばかり。
気づけばリーアム・ニーソンも古希。オッサンてよりおじいちゃん。
どう見ても高校生と小学生の親には見えないのがまずオモロい。
ずっと車の中なので、走ったり飛び跳ねたりしなくていいので演者に優しい。(唯一激しく動いてたのが、冒頭のスパーリングしてるトコ)
出てきた瞬間怪しげなマシュー・モディーンがやっぱりの役で期待を裏切らない。
最初の15分と最後の10分を見ただけでストーリーが理解できるファスト映画殺しの親切設計が新しい。映画の新しい在り方を見た気分。
87本目