「ヘボ女優とヘボ弁護士よ
誰にも愛されない」
フランソワ・オゾン監督/脚本による、
【クライム・コメディ】。
有名映画プロデューサー、モンフェランが自宅で殺された。
容疑者は、売れない新人女優、マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)。
彼女は、法廷で鮮やかな弁論と感動的なスピーチで陪審員や大衆の心を掴み、正当防衛で無罪を勝ち取るが…。
👍👎 Superiority or Inferiority
・クラシックの再現度
・コメディ比率
・キャストのバランス
・F・オゾンだから⤵︎
・毒は、、そこか!
🙆♂️🙅General review (help the chooser)
冒頭直後、
監督の大胆⁈遊び心⁈の伏線が。
ヌイイにある
屋敷のモンフェラン氏が殺された。
動機はカネ目当て⁈
容疑は、
直前会っていたマドレーヌ・ヴェルディエに掛かる。
彼女は、勿論否定。
弁護は、ルームメイトのポーリーヌ・モーレオン(レベッカ・マルデール)。
メイン女優2人が綺麗!
本作は、
ほぼコメディメインとして観るべきで、サスペンス/ミステリーとしては、スリル皆無で、添え物程度。
とは言え、
詰まらないわけでは無く、寧ろ、展開よりも会話劇。
マドレーヌの恋人、アンドレ・ボナール(エドゥアール・シュルピス)。
ドラン刑事、ギュスターヴ判事(ファブリス・ルキーニ)とトラピュ書記、
判事の友人で建築家のフェルナンド・パルマレード(ダニー・ブーン)、彼はマドレーヌに色目を使うが、後に活躍する。
各々のキャラが立っている!
個性あるキャラ群と ウィットに富んだ台詞と捲し立てる会話 の絶妙テンポを楽しむ!
法廷では、
マドレーヌの女優キャラを活かして戦う。
争点は、男vs女。
予定通りの
判決後、キーマンとなる、大物女優、オデット・ショーメット(イザベル様)が訪ねてくる、、
彼女の要件とは⁈
イザベル様、
流石のインパクトはあるものの、必要以上に出しゃばらず、キャラの 調和 が取れている。
クラシック作品
への リスペクト としての再現度が高い!
街や車やファッションとヘアスタイル、そして軽快な会話とモノクロームの活用。
唯一決定的に違うのが、ヌードの有無。
個人的には、クラシックお馴染みの ビンタ も欲しかった!
クライマックスは、
マドレーヌとポーリーヌの一石二鳥の秘策。
エンディングの
アレにはドキッとし、上手いけれど、◯◯なら良かったのに〜。
F・オゾンだからもう少し期待値は上がっていたが、噂通りの 優等生 だった。
毒は、、そこにか〜
🔗オマ毛ショート
凄いビンタ★★★★★+
https://youtube.com/shorts/ve1NXdmvwfw?si=8tCFseudAmOTdxPz