フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督5年ぶりの作品。
ラジオから聞こえてくるウクライナ侵攻のニュースから推測するにこれは現代のお話ですよね?それなのに彼女からもらった電話番号のメモを無くしてしまいスレ違う恋模様…。
こんなカウリスマキ先生の脚本には時代に周回遅れしてしまっているようにも感じてしまいます。二人がなぜ急に惹かれあったのかもよく分からないし、「枯れ葉」というタイトルもあまり腹に落ちません。
一方で挿入歌がいちいち良いのと貧しくてもおしゃれライフに見えてくる北欧家具マジック、このあたりは加点要素でした。