数あるタイムループ作品の中でも特殊な設定の異色作。
恋人を殺した犯人に復讐し何度もタイムループする前半、タイムループに嫌気が刺し、主人公と犯人に奇妙な友情が芽生える中盤はめちゃくちゃ面白い。特に主人公と犯人の奇妙な友情は本来ならありえないはずなのに何だか微笑ましく見れて、タイムループしているならさもありなんと思えてめちゃくちゃ楽しめた。
若葉竜也さんと伊勢谷友介さんの掛け合いも楽しい。めちゃくちゃコミカル。
ただ、終盤の種明かし部分でトーンダウンしてしまった。SF設定というのは分かっていたけれど、いざ観てみるとなんか釈然としない違和感が残った。
恋人の身に何が起きたのか、恋人は何を秘密にしていたのか、「質問禁止。他言無用」の言葉で最後まで明かされないのも何だかなあという感じ。主人公が真実を知った上で、タイムループを抜けた後にどう生きるか?という着地にしてくれたらより良かったのに。少し残念。
以下は個人的なメモ
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なんで殺された?
なんで犯人を特定できてる?
職場で殺すとか誰かに見られたら終わりやん。
犯行を見られていたとしてもループする。
髭眼鏡がめっちゃ見てる。
サングラスにバンダナは怪しすぎる笑
「質問禁止。あと他言無用」
「黄色いってだけで希望が復讐に変わってしまうんですから」
血塗れのまま歩いてる笑
やけくそやん笑
よっ!じゃないねん笑
加害者と被害者の彼氏の謎のボウリングタイム
殺さなかったら強制的に殺させる。でも、ループする。地獄すぎ。
ペナルティループ契約書
「やめるのは無理みたい」
「そうなの?」
「すっげえ重くてさあ」
「すいませんねえ」
「撃つよー」
「どうぞー」
VR
唯は何したの?
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