モフモフモサモサ

神は銃弾のモフモフモサモサのレビュー・感想・評価

神は銃弾(2023年製作の映画)
3.6
原作は「このミス」第1位にもなった海外小説だそうですが未読。

リアル96時間&ドラゴン・タトゥーの女。
事務方上がりの警察官である父親がカルト教団に誘拐された娘を、そこから逃げてきた女性と共に助けに行くお話。

でもノワール風味で結構なバイオレンス描写かつ、実はすごいヤツ系でも、娘は都合よく「ピンチ前」救出とかでもなく、よく言えば重厚、言葉を変えると残酷なお話。綺麗事なんてなくて色々と容赦がない(R15+)。

しかも実話に着想を得た物語ですと。

上映時間が長い(156分)のが個人的にはマイナスですが、元〇〇みたいなスキルは特に持ちあわせない父親なんでいつやられるかといった、ずっと息の詰まるヒリヒリした緊迫感で気が削がれることもなく最後まで駆け抜ける感じでした。ただしカタルシスは薄め。

なのに終わり方はらしくなくおっさんミーツタトゥーレディな何?この雰囲気?って感じ。
悪くないです。