ニナ・メンケス特集上映で観てきました。
主なハリウッド映画を題材にした大学の講義をベースにした作品ですが、
目からウロコでした。
当たり前に思っていた映像の作られ方がいかに男性視点で、それはハリウッドの映画産業のジェンダーバランスの歪さによる構造的な問題というのがよく理解できました。
この映画を観ると、映画を見る視点が、かなり変わりますね。
過去に見た作品も、
たくさん題材としてとりあげられていて、たしかにストーリーに関係ない、女優のヌードシーン、あれ意味あったん? と、納得してしまいました。
日本映画についての言及がほぼ無かったけど、たしかに日本映画の描写でもハリウッド映画と共通する部分はあるなーと思いました。
あまりにも単純化していて、細かい部分では同意しかねるところもありましたが、映画好きであれば、この作品を見ることで、今後の映画の見方そのものが、大きく変わるきっかけを与えてくれる作品であると思います。