いろいろなコンテンツの要素が見受けられるがまるっとひっくるめたボリウッド感なパワーSF。
なんかプラバースの最新作でめちゃ金かかってそうなやつがやってたので見に行ってみた。
まず本作はSF世界観なのにインド宗教観が活歩してるアクション巨編になっており、ハリウッドSFのあれやこれやが香ってきそうな既視感バリバリな作品だ。
もうというか結局は世界観なビジュアルでお腹いっぱいになりそうで素晴らしい、"メトロポリス"なのか"DUNE"なのか"マッドマックス"なのかなパンチでぶん殴られる映像をキメられるぞ。
あとストーリー的にはめちゃくちゃシンプル、ジャンプ漫画みたいな英雄の復活なストーリーラインにイスラムな宗教がごった煮された代物で単純明快、クスッと笑えるコメディが散りばめられてエンタメなシリアス廃止な路線とも言えて楽しい限り。
簡単に言えば巨額の資金を投じられたボリウッドSF大作と言えばいいんだが、いろんな要素を無理矢理ボリウッドテクで要領良く打ち込んだ作品と解釈しておこう。前後編の前編なんだろうけど、ラージャマウリ監督がカメオして放つメタ発言で一生苦笑できそう。