朝ドラ好きな女子高生を描いた中編作品。
世の中は沢山のフィクションの物語りに溢れています。
でも現実は物語りのように劇的な展開にはならないし、都合の良い事は起こらないし、まるで自分を導くために現れたような人との出会いもありません。
まぁだから理想を求めて人は物語りを見るのかもしれませんが、それがかえって現実とのギャップを浮き彫りにする事も。
でもフィクションにあって現実にはないものは、そんな運命みたいなものの存在ではなく、“主人公”の強い意思。
ドラマチックな人生は訪れるのを待つんじゃなく、自ら掴みにいくもの!