よっしー

知りすぎていた男のよっしーのレビュー・感想・評価

知りすぎていた男(1956年製作の映画)
3.5
「知りすぎていた男(吹替版)」

モロッコを訪れていた医者夫婦が、事件に巻き込まれ息子を誘拐される。「インディ・ジョーンズ」や「ミッション・インポッシブル」のような展開があるサスペンス映画で、制作年からは考えられないほど、壮大な映画だった。
特に終盤のコンサート会場でのシーンは一切の台詞を排除し、音楽だけで数分観客を楽しませるという妙案の上に、考え抜かれた光の使用。さすがはヒッチコックとしか言いようのないような映像だった。
登場人物の行動にイライラしてしまうところは玉に瑕だが、非常に見応えがあり、面白い作品だと思う。
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