『公訴事実の証明は検察の仕事だ 有罪だとためらわずに言える?』
『あの夜 何が起きたか俺は知らない だが それは君も同じだ』
『全力を尽くしても 誤る時がある』
️📝 あらすじ 📕
ケンプ(ニコラス・ホルト)は、身重の妻と慎ましく暮らすタウン誌の記者。ある日、彼の元に陪審員召喚状が届く。担当するのは恋人をケンカの末に殺した男の裁判。容疑に疑いの余地はなく、数時間で評決に至る簡単な審理だと思われたが…。
🧸 感想 🤎
おもしれぇ・・・😭😭
クリント・イーストウッド、未だバリバリ現役ですな。腕がちっとも衰えを知らぬではないか…🤦🏻♀️凄い。巨匠とはこのこと。
そもそも法廷モノが大好物な私なので観ていてずっと楽しかった(楽しかった、というのもちょっとそぐわない内容ではあるのだが)。
法廷モノには単純に分けると2パターンあって、
⚪️視聴者に真犯人が明かされているパターン
⚪️明かされておらず一緒に事件を真実を追っていくパターン
正直どっちでも楽しいのよ。笑
で、今作は基本的には前者なんだけども、それすらも本当の本当は分からない…?という絶妙な技を使ってきていて、それが非常に良い味わいを出している。
真実は神のみぞ知る・・・が、
それをなんとしてでも明かして正義を下すのが裁判なわけで。
けれどもやはり、それすらも誤ってしまう事もあるわけで…
ラストのあのシーン。個人的には大好きです。
つまり出揃ったのか、でも本当に?
疑問の余韻を上手に残している。
序盤は主人公ケンプに全く共感できなかったが、(お前どうしたいんだよ…という意味で)
観ているうちにどんどん、まぁそうだよなぁとも思えてくる。そしてあのラストなので、本当にグッときたというか…いい映画を見せてもらえたなという感想です。
キーファー・サザーランドがチョイ役で出ていたのもポイント🆙✨笑