このレビューはネタバレを含みます
昨今のSNSでのバズリやマスコミの扇動、
怪しい商品や広告を揶揄した映画だった。
また、つまらないくらい何も起きない
というのが平穏であり幸せだということを
教えてくれる映画でもある。
身の丈に合った生活が
つまらなくてもそれが自分の限界なのだから。
それを認めなければならない。
ポールはそれが認められなくて、
変なプライドで家族に捨てられることに。
それでも彼はしぶとく生きる。
なぜポールが急に世界中の人の夢に
現れたのかは、結局わからない。
でも、なんとなく理由はわかる。
それはポールがどこにでもいそうな人間かつ、
なんやかんや自分の非に気づかず
しぶとく生きそうだったからではないか。
謙虚に生きようと思う笑