パケ猫パケたん

ファースト・ピアスのパケ猫パケたんのレビュー・感想・評価

ファースト・ピアス(2022年製作の映画)
3.1

㊗️『天使たち』完成お披露目上映会@福岡🎉🎊 (一本目) 木村マイナ監督等の舞台挨拶付き


『ファースト・ピアス』 (2022)
  🇯🇵 日本  25分


●スタッフ

監督・脚本・編集
木村ナイマ

製作
荒尾奈那

撮影
(不明)


●キャスト

河野聖香
(マリア)

佐藤たら
(羊(よう))


(●鑑賞動機、内緒🤫)

福岡で、舞台挨拶してくれる映画📽️は珍しいので
まぁ、自主映画的なものが多いが、女性監督で、検索するとまずまずの美人だったので、趣味と実益とリスク管理を兼ねての鑑賞🎵
(関東の人は、舞台挨拶いっぱいあっていいなぁ~)


●アウトライン

監督は、木村ナイマ(長身)さん
上智大学文学部新聞学科、在学中に、
大学の仲間を中心に製作された
高校卒業を前にした、二人の少女を長回しとセリフで撮っている


●レビュー

冒頭、二人の少女が、昼間、河川敷で寝転んで話している、凄く、自然な会話

マリア「私たち、落第だよね」
   「落第か、卒業したら
    その後、どうするの❓」

羊  「映画館で働いて、マックで
    働いて、夜はスナックでも
    働く」

マリア 「リアルだよね」

羊   「マリアはどうするの?」

マリア  「もっと、悪いことする」

ダーって走り出して、それぞれの自転車に乗る、マリアと羊

マリアと羊は、万引きの常習犯みたいで、ちょっとした悪さをしている

また、それぞれ家庭に恵まれていない感じで、影がある、少し暗い

今の若い人全般、将来に絶望しているので、気の毒です😿

セリフが自然で、落ちこぼれで、自転車で、友情なので、後から考える🤔と
北野武の『キッズ・リターン』のような詩情がある
(質疑応答の時に、気づいていれば、影響の有無を、監督に( ・ω・)∩シツモーン出来たのにさぁ🐱)

マリア役の、河野聖香が、可愛い過ぎて、お人形さんみたい
彼女は、現在、上智大学在学中であり、
如何にも上智(ソフィア)は美人が、多いなぁ😻🎵

さて、マリアの影のある理由は、家庭にあり、義父が虐待をしている
園子温の映画に良くある展開、最近多いのかなぁ
(園子温については、『天使たち』にも関係しているみたい)

最後、大きなピンク色の字幕で、「癒えない傷はない」みたいな文字が出る
積載な表現で、ビックリする

ここは、ちょっとゴダールを感じたかも🐱

荒々しいとも見える、全編、素材を羅列するさまは可能性を感じさせて、やはり、北野武の初期作品を彷彿とさせるものがある
『天使たち』より好きかも、オイラ🐱🎵

河川敷の夕暮れ🌇の、黄色がかったオレンジ色の、マジックアワーは、暖かで美しかった

『天使たち』のレビューは次回🌈


KBCシネマ🎦 (聖地枠)
シネマ1

2024ー104ー85