ニューヨークのマンハッタンに住む犬はいつも一人で退屈で寂しい毎日を過ごしていた。そんなある日、テレビで友達ロボットのCMを観る。早速申し込んだ犬はロボットを組み立て、友人のように遊び、楽しい毎日を過ごすのだった。
しかしロボットが海の中に入ってしまった為、錆びてしまい、動けなくなってしまう。助けようとする犬だが重すぎて動かない。右往左往していると海岸が閉鎖されてしまい‥。
サラ・バロン原作絵本。アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。
面白かったですね‥。設定上では友情ですが、明らかに恋愛模様。
台詞はなく、字幕が表示されるのも必要最低限。それでこれだけ表現するのはアニメーションの素晴らしさですね。
物理的に距離が離れ、互いが逢う夢を見る。切ない。
特にロボットは犬が初めての人生のパートナーなので構成される夢は犬との思い出が絡んだものしか映らない。犬は犬で寂しさを埋めようとするが、自分中心には回っていないことを痛感する。
そして後半の展開‥。ただ暗い雰囲気はなく、少し切ないが明るく終わる。
実際劇場にも子供もいましたが、大人子供両者が楽しめる映画ではないでしょうか。おすすめです!!!