シェパード大槻

勝手にしやがれのシェパード大槻のレビュー・感想・評価

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
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映画たる映画。劇伴の劇は劇薬の劇で、俯瞰で別れるところの音楽が特によかった。題名を忘れたのに開始2分で勝手だなーと思った、憧れの昔のあの適当さ。2人の対決は、他人のことを本当には分からないことと、いまここにいて愛着をもつこととの対決。
ヨーロッパ人はいろんな国に住めて羨ましい。ヨーロッパの文化や芸術や歴史を分からないとついていけない部分はあったんだろう。白黒映像はタバコの煙が映える。映像も主人公くらい勝手ではやい。