このレビューはネタバレを含みます
幸せの国ブータンには王様はいるけど2008年に民主化に切り替えたという。変える必要があったのか疑問。民主主義は次第に馴染んでいくのだろうけれど、資本主義が定着するとは思えない国民性。それを見ているとまだ人類が気づいていない未知の価値観があるように思え期待してしまう。
もう一神教の争いにはうんざりだ。やはり多神教の寛容さこそが平和の鍵だろうな。
ノーベル賞で被団協が世界に問うた核爆弾4000発の件、例えば穴に埋めて基礎固めにして宗教施設で蓋をするっていう処理の仕方って、アリなんじゃないかな?
誰も否定しない、悪人にしない、なるべくしてなる、そんな叡智。
そんなことを思った。