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青春18×2 君へと続く道のDumboのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.6
“青春18切符”×2枚の旅ムービー⁇

…ではなかった笑


舞台は台湾と日本。

18×2ってそういう意味だったのか…


青春もの苦手なんですが、

これは大丈夫でした。
むしろこれはかなり好きでした。


純愛すぎて泣きました。
いかにも泣かせにくる感じじゃないから余計に泣けました。

本当に人を愛するって
きっとこういうことなんだと思う。



始まらなかった恋ほど忘れられない…

18歳の頃の自分自身をちょっぴり重ねたりして…
始まらなかった恋は
ずっと自分の人生の一部だったから。

18×3の歳を超えた今でも…



彼女の事情…
彼の事情…
そして優しい嘘…

全てが繋がった瞬間、
苦しくなるほど切なくなりました。




清原加耶ちゃん演じるアミは、
バックパッカーで
台湾で一人旅をしている。
自分探しの旅⁈
そんな意識高すぎなアミに、
捻くれ者の私は最初は全く感情移入できなかった。
ジミーに対する態度もちょっと意地悪に思えて、
こんな女の子は苦手…と思っていたけど…

そういう事情があったのね…
意地悪じゃなくて
それが彼女の愛情の形だったんだ。


一方で、
ジミーさんの日本への一人旅は
“自分探し”じゃなくて“アミ探し”の旅…
でもその先にあったのは…



まだ観ていなかった『Love letter』
も観なければ!と思いました。

台湾と日本の映像も美しく、
見応えのある作品でした。



台湾の雰囲気が好きで、
いつか行ってみたいけど、
八角が苦手なので無理そうです😓
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