マッシュ

グレムリンのマッシュのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.5
クリスマスは過ぎたが、期間中に観ようかとチェックしていたので、次観る映画を検索していると、ラインナップに本作が出てくる。そこでリモコンを止めていると、本編の一部分が繰り返し流れることになる。

そのシーンというのが、よりによって、ヒロインのケイト(フィビー・ケイツ)が、クリスマスが嫌いだと打ち明けるところなのだ。

「わたしが9歳の時のクリスマスに、パパの帰りを待っていたけど、帰って来ない。その後、家の煙突の中に動物の死体が引っかかっていることがわかった。それがパパだった。煙突から家に入ろうとして、首の骨を折って死んでいた。サンタクロースの格好をして、プレゼントをいっぱい持っていた」

こんな悲しいシーンばかり繰り返されて(だからネタバレとは言えないと思うが)なかなか見直す気になれず、そのまま放置している。ジョー・ダンテという監督は本当に悪趣味だと思うが、本作の脚本はクリス・コロンバス。きっとこのシーンだけはジョー・ダンテによるものではないかと思う。
その悪趣味は「グレムリン2」でさらに炸裂。でも、一部ではそこが絶賛されていたりする。ケイトがパパの思い出を再び語るシーンも出てくる。もし、「2」をまだ観ていない人はぜひ本作と併せて観てほしい。
あの可愛いギズモに騙されるな。
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