“しばきまげるぞ!”
»理不尽なリストラで失業した39歳の独身女性は、兵庫県尼崎市の工場を隣接する実家へ戻ってニートな生活となったそんなある日、父親が突然再婚すると言いだして、挨拶に来たのは何と20歳の女性で、3人の家族生活が始まる。
これは ええ作品や と言いたくなる…それ以上でもそれ以下でもない人情物の余韻でしたね。
で、トライアングルのドタバタ劇かと思いきや…早い段階で、そして、2人が残ったになったのは意表をつかれたけど。
うん、それぞれに自己チューな両親に育てられ、孤独に生きてきた女性が家族に憧れて結婚しての話…そこに家族を守ることに気づいていく女性の話を上手く組み合わせたなぁと。
そう、阪神淡路大震災をしっかり取り込み、なるほどの尼ロックとダブらせるあたりはそつなくお見事でした。
なお、俳優陣では、江口のりこと中条あやみ…対照的ながらもいいコンビネーションで作品を転がしてます。
笑福亭鶴瓶…ええアシストしてまっせw
中林大樹…これを機にもっと見たいですね。
駿河太郎…父である鶴瓶との絡みはないものの、いい仕事してます。
松尾諭…笑福亭鶴瓶の若かりし頃とは流石w
さらには、中村ゆりに紅壱子に高畑淳子に、佐川満男 らのサポートが良き。